「美優紀っ」
「あ、彩
どうしたん?」
「遊ぼーやっ」
「うん、でも配達が…」
「じゃあ手伝うわ」
「え?いやいやええって
重いし」
「それこそ男の仕事
俺、こっち来て鍛えたから
よっ!!ほら、余裕やで」
「彩…」
「上西と朱里も待ってるし
ほら、行くで!」
「うん…」
「ちわーっす
高橋酒造でーす!」
「フフフッ…」
「手伝ってくれて
ありがとう」
「ええよええよ
けどこんなん毎日担いで
大変やな」
「うんまぁそうやねんけど
好きやから
お父ちゃんが作るお酒
笑顔で飲んでくれるお客さん」
「そっか」
「うん、私も
お酒作りたいけど
私弱いみたいで
作られへんねん
菜々ちゃんも弱いし
愛菜は旅館継ぐから
こっち継がれへんくて
お父ちゃんの代で終わるねん」
「え…?」
「美瑠が結婚するときには
お父ちゃんが限界やし」
「美優紀は?」
「え?」
「美優紀が誰かと結婚したらええよ
ホンマは俺がっていいたいけど
そんなん脅してるみたいで嫌やからな
きっとええ人おる」
「なにそれ…」
「え?」
「彩は私のこと
好きなんちゃうん?
それやのに何で…」
「美優紀が幸せならええよ
ま、俺に継いでくれっていうなら
全然ええけどな
俺もおじさんのお酒好きやで
飲んだことないけど
朝早くから遅くまで
必死に作ってるお酒やから」
「…」
「ほら、行こーや
二人待ってるからさ」
「うん」
コンコンッ
「んー?」
「スイカ持ってきたで」
「ありがと菜々ちゃん」
「ううん一緒に食べよ」
「うん」
昔から夏になると
菜々ちゃんと2人
縁側でスイカを食べる
美瑠も来たりするけど
今日はお父ちゃんの手伝いしてる
横を見ると
スイカをたべてる菜々ちゃん
やっぱり可愛い…
だから愛菜も選んだんや
あれ…?何で今
私、認めたん?
いや、認めてなかったわけちゃうけどさ
「ん?どうしたん」
「いや、菜々ちゃんって
失恋したこと…ある?」
「失恋?
んーあるで」
「え!?誰!?」
「愛菜」
「え…?」
「言ってなかったけど
愛菜と1回別れたことあってん」
「なんで!?」
「ほら、愛菜うちの店
継がれへんからさ
責任感じちゃって
他の人見つけってさ
ショックやったなぁ」
「そのとき…誰かええ人
おった?」
「おったで?
同じクラスの男子いっぱい」
「それで何で愛菜とまた?」
「やっぱり愛菜がいいってなってん
他にもええ人おったし
いいと思ったんやけどな
愛菜やとって考えちゃって
そこでわかってん
本当に好きな人って
そう言う事なんやって」
「…そっか」
「比較の対象になったら
ホンマに好きってことなんやぁ」
「比較の対象…」
「彩くん?」
「え!?…ちゃ、ちゃうよ
私、好きな人おるから…」
「そっか…」
「…うん」
きっと菜々ちゃんは
分かってるんや
私が愛菜を好きって
それで何にも言わない
ただ笑ってくれる
そういう菜々ちゃんやから
私は菜々ちゃんが好きなんや
「菜々ちゃん好きーっ」
「もぉーなにぃー?
あ、汁ついたぁー!
ベタベタするーっ」
「ハハハッ」
菜々ちゃんがお姉ちゃんで
幸せや
「あ、彩
どうしたん?」
「遊ぼーやっ」
「うん、でも配達が…」
「じゃあ手伝うわ」
「え?いやいやええって
重いし」
「それこそ男の仕事
俺、こっち来て鍛えたから
よっ!!ほら、余裕やで」
「彩…」
「上西と朱里も待ってるし
ほら、行くで!」
「うん…」
「ちわーっす
高橋酒造でーす!」
「フフフッ…」
「手伝ってくれて
ありがとう」
「ええよええよ
けどこんなん毎日担いで
大変やな」
「うんまぁそうやねんけど
好きやから
お父ちゃんが作るお酒
笑顔で飲んでくれるお客さん」
「そっか」
「うん、私も
お酒作りたいけど
私弱いみたいで
作られへんねん
菜々ちゃんも弱いし
愛菜は旅館継ぐから
こっち継がれへんくて
お父ちゃんの代で終わるねん」
「え…?」
「美瑠が結婚するときには
お父ちゃんが限界やし」
「美優紀は?」
「え?」
「美優紀が誰かと結婚したらええよ
ホンマは俺がっていいたいけど
そんなん脅してるみたいで嫌やからな
きっとええ人おる」
「なにそれ…」
「え?」
「彩は私のこと
好きなんちゃうん?
それやのに何で…」
「美優紀が幸せならええよ
ま、俺に継いでくれっていうなら
全然ええけどな
俺もおじさんのお酒好きやで
飲んだことないけど
朝早くから遅くまで
必死に作ってるお酒やから」
「…」
「ほら、行こーや
二人待ってるからさ」
「うん」
コンコンッ
「んー?」
「スイカ持ってきたで」
「ありがと菜々ちゃん」
「ううん一緒に食べよ」
「うん」
昔から夏になると
菜々ちゃんと2人
縁側でスイカを食べる
美瑠も来たりするけど
今日はお父ちゃんの手伝いしてる
横を見ると
スイカをたべてる菜々ちゃん
やっぱり可愛い…
だから愛菜も選んだんや
あれ…?何で今
私、認めたん?
いや、認めてなかったわけちゃうけどさ
「ん?どうしたん」
「いや、菜々ちゃんって
失恋したこと…ある?」
「失恋?
んーあるで」
「え!?誰!?」
「愛菜」
「え…?」
「言ってなかったけど
愛菜と1回別れたことあってん」
「なんで!?」
「ほら、愛菜うちの店
継がれへんからさ
責任感じちゃって
他の人見つけってさ
ショックやったなぁ」
「そのとき…誰かええ人
おった?」
「おったで?
同じクラスの男子いっぱい」
「それで何で愛菜とまた?」
「やっぱり愛菜がいいってなってん
他にもええ人おったし
いいと思ったんやけどな
愛菜やとって考えちゃって
そこでわかってん
本当に好きな人って
そう言う事なんやって」
「…そっか」
「比較の対象になったら
ホンマに好きってことなんやぁ」
「比較の対象…」
「彩くん?」
「え!?…ちゃ、ちゃうよ
私、好きな人おるから…」
「そっか…」
「…うん」
きっと菜々ちゃんは
分かってるんや
私が愛菜を好きって
それで何にも言わない
ただ笑ってくれる
そういう菜々ちゃんやから
私は菜々ちゃんが好きなんや
「菜々ちゃん好きーっ」
「もぉーなにぃー?
あ、汁ついたぁー!
ベタベタするーっ」
「ハハハッ」
菜々ちゃんがお姉ちゃんで
幸せや