「はぁ…疲れた」
朝からよく分からへん
書類をコピーさせられ
まとめさせられ
疲れた疲れた…
(渡辺さんちょっと)
「何ー?」
(何か生徒会長が体育倉庫に
来て欲しいって)
「えーわかった」
ホンマアイツは
呼び出すのが好きや
体育倉庫って1年校舎から
まぁまぁ遠いし
人もこーへんから
私にあのキャラで来るには
最適やな
けど、雨降りそうやのに
外呼び出すやなんて…
ガラガラッ
「山本ー
来たでー!」
シーンッ
「何なんよ呼んどいて
自分来てないとかありえへんっ
もー帰…」
ガラガラッ…ガチャンッ!!
「え…ちょっと待って!
何今の…え!?
扉あかへん
どうしよ…
誰かぁー!!!助けてー!!」
さっき降り出した雨の音で
声は響かへんし
そもそも体育倉庫なんて
ほとんど人は来ない
ということは…
出られへん…?
そんなん嫌や!何とかせぇへんとっ!!
ドンドンッ!!
ダンダンッ!!
至る所を叩いたり蹴ったり
したけど頑丈で
出ることはできひん
雨が降ってるせいで
気温は下がって
体はものすごく冷たくなる
「寒い…帰りたい…」
キーーンコーーンカーーンコーーン
終業のチャイムがなる
やばい皆帰っちゃう…
「誰か…助けて」
「美優紀ちゃーーーんっ!!」
え?今、上西先輩の声…
「ここです!先輩!!」
「美優紀ちゃんっー!どこー!」
アカン…やっぱり
雨の音で…
聞こえへん
「…しんどい
だれか…」
ドンッ!ドンッ!ドンッ!
「え?」
誰か来てくれた?
ドンッ!ドンッ!ドンッ!
けど…何か怖い
ドンッ!ドンッ!ドンッ!
やだやだやだ…助けてっ…
ドンッ!ガシャンッ!!!
「やめてっ!助け…」
「おいっ…お前」
「や、まもと…?」
「ハァハァ…何してんねんアホ」
「アホはどっちや!
呼び出したくせに
こーへんなんてサイテー!」
「アホか俺が
人伝に呼び出すわけないやろ
そんなんも分からんのかアホ」
「え、じゃあ…」
「嫉妬や
俺を好きなやつの」
「何それ…」
「ったく…
ほら、いくで」
「あ、待って!!
え…びちゃびちゃやん
雨の中探してくれたん?」
「別に探してへんわ
たまたま濡れただけ
お前のせいで濡れたわ
責任取れよバカ犬」
「…ごめん、私のせいで」
「…はぁ
別に、さっさと帰れ」
「あ、あのっ山本!」
「あ?」
「ありがと…
助けてくれて…たまたまでも
嬉しかった
じゃあね」
「待て」
「え?」
「お前のこと呼び出したやつ
誰や」
「え?あぁ
隣のクラスの田中さんやったかな」
「そうか
じゃあな」
「うん…」
「美優紀ちゃんっ」
「あ、吉田先輩」
「心配したんやからなぁ」
「すいません
探してくれてたみたいで…」
「ええねんって
朱里らちょっとやし
彩みたいにずっとちゃうから」
「え…?」
「美優紀ちゃんが
生徒会室来ないって機嫌悪くなって
探しに行くってから
ずっと」
「そんな…なんで」
「アイツ昔から素直ちゃうからなぁ
な、今日は朱里と…」
吉田先輩は横で話して
くれてたけど
聞こえへんかった
やって…胸の鼓動が
めっちゃうるさかったから…
朝からよく分からへん
書類をコピーさせられ
まとめさせられ
疲れた疲れた…
(渡辺さんちょっと)
「何ー?」
(何か生徒会長が体育倉庫に
来て欲しいって)
「えーわかった」
ホンマアイツは
呼び出すのが好きや
体育倉庫って1年校舎から
まぁまぁ遠いし
人もこーへんから
私にあのキャラで来るには
最適やな
けど、雨降りそうやのに
外呼び出すやなんて…
ガラガラッ
「山本ー
来たでー!」
シーンッ
「何なんよ呼んどいて
自分来てないとかありえへんっ
もー帰…」
ガラガラッ…ガチャンッ!!
「え…ちょっと待って!
何今の…え!?
扉あかへん
どうしよ…
誰かぁー!!!助けてー!!」
さっき降り出した雨の音で
声は響かへんし
そもそも体育倉庫なんて
ほとんど人は来ない
ということは…
出られへん…?
そんなん嫌や!何とかせぇへんとっ!!
ドンドンッ!!
ダンダンッ!!
至る所を叩いたり蹴ったり
したけど頑丈で
出ることはできひん
雨が降ってるせいで
気温は下がって
体はものすごく冷たくなる
「寒い…帰りたい…」
キーーンコーーンカーーンコーーン
終業のチャイムがなる
やばい皆帰っちゃう…
「誰か…助けて」
「美優紀ちゃーーーんっ!!」
え?今、上西先輩の声…
「ここです!先輩!!」
「美優紀ちゃんっー!どこー!」
アカン…やっぱり
雨の音で…
聞こえへん
「…しんどい
だれか…」
ドンッ!ドンッ!ドンッ!
「え?」
誰か来てくれた?
ドンッ!ドンッ!ドンッ!
けど…何か怖い
ドンッ!ドンッ!ドンッ!
やだやだやだ…助けてっ…
ドンッ!ガシャンッ!!!
「やめてっ!助け…」
「おいっ…お前」
「や、まもと…?」
「ハァハァ…何してんねんアホ」
「アホはどっちや!
呼び出したくせに
こーへんなんてサイテー!」
「アホか俺が
人伝に呼び出すわけないやろ
そんなんも分からんのかアホ」
「え、じゃあ…」
「嫉妬や
俺を好きなやつの」
「何それ…」
「ったく…
ほら、いくで」
「あ、待って!!
え…びちゃびちゃやん
雨の中探してくれたん?」
「別に探してへんわ
たまたま濡れただけ
お前のせいで濡れたわ
責任取れよバカ犬」
「…ごめん、私のせいで」
「…はぁ
別に、さっさと帰れ」
「あ、あのっ山本!」
「あ?」
「ありがと…
助けてくれて…たまたまでも
嬉しかった
じゃあね」
「待て」
「え?」
「お前のこと呼び出したやつ
誰や」
「え?あぁ
隣のクラスの田中さんやったかな」
「そうか
じゃあな」
「うん…」
「美優紀ちゃんっ」
「あ、吉田先輩」
「心配したんやからなぁ」
「すいません
探してくれてたみたいで…」
「ええねんって
朱里らちょっとやし
彩みたいにずっとちゃうから」
「え…?」
「美優紀ちゃんが
生徒会室来ないって機嫌悪くなって
探しに行くってから
ずっと」
「そんな…なんで」
「アイツ昔から素直ちゃうからなぁ
な、今日は朱里と…」
吉田先輩は横で話して
くれてたけど
聞こえへんかった
やって…胸の鼓動が
めっちゃうるさかったから…