美優紀のturn
「アンタまた」
「よ、仕事お疲れ」
「だから待ってなくてええって」
「だって危ないやん?
美優紀可愛いしっ」
「アホ…」
なんていうても
コイツは優しいし
悪いことは悪いって言うし
ええ人
「なぁなぁ
ライブ来てや」
「うるさいの好きちゃう」
「大丈夫やから
美優紀に聞いて欲しいねん」
「んー…」
「アカン?」
この顔に弱い
なんか幼くて可愛い
「はぁ…わかった」
「やった!!!
ありがとっ!!」
ギューーーッ
「ちょっと!///」
「あ、ごめん…」
「ええけど別に」
「フフフ…照れてんの?」
「あ、アホっ!
うぬぼれんなっ!」
「へーへー」
「もう帰るで」
「ほーい」
ま、結局来てもうた
はぁ…なんで来たかなぁ
(キャー!!)
(彩やぁー!!)
(まーちゅーーんっ)
なにこれ
ライブ?
やばっ…
めっちゃ人おるし
こんなもんなん?
「あの…
このバンドって人気何ですか?」
(アンタ知らんの!?
CDデビューも決まってるし
テレビも来月から
バンバン出るねんで!)
(そーそ!
ライブハウスデビュー
わずか2週間で
こんなん初やねん!)
「へ、へぇ…
知らんかった…
そんなこと言わへんから」
なんとか
中に入って
曲が始まると
すごかった
もーお客さんたちは
叫びまくって
でも…確かに
かっこいい…かも
「いやぁ今日も盛り上がってるねー」
(何言うてんねん人ごとか)
「いやいや嬉しいやん人増えて」
(そーやなぁ)
「幸せやわー」
(そうやな、まー確かにお前は
女の子選び放題やもんな)
「は、はぁ!?何言うてんねん!」
(照れんなって
相手できひん言うてたやん)
「ちゃ、ちゃう!
やめろ!」
彩は私のことを見て
違う!って口ぱくで言うた
そんな必死にならんでええやん
関係ないんやから
(けど最近ええ感じの人おるんやろ!)
「はぁ!?」
(でも彩ならすぐやろ)
「ちょ、ホンマにやめ…」
アホみたい
私も遊びやってんやろ
てか、まー関係ないし
帰ろ
「あ、美優紀っ!」
「…サイテー」
「違う、美優紀!美優紀っ!!」
あーあ
やっぱり
3Bなんか最悪
チャラいくて
女を軽く見て
ホンマにサイテー
けど、
(美優紀っ)
(危ないやろ?)
(可愛いんやからさ)
(俺、好きかも)
(美優紀っ!違う!)
歩く度に
思い出すのはあいつの顔
あーあ、そっか
私、アイツが
好きなんや
「アンタまた」
「よ、仕事お疲れ」
「だから待ってなくてええって」
「だって危ないやん?
美優紀可愛いしっ」
「アホ…」
なんていうても
コイツは優しいし
悪いことは悪いって言うし
ええ人
「なぁなぁ
ライブ来てや」
「うるさいの好きちゃう」
「大丈夫やから
美優紀に聞いて欲しいねん」
「んー…」
「アカン?」
この顔に弱い
なんか幼くて可愛い
「はぁ…わかった」
「やった!!!
ありがとっ!!」
ギューーーッ
「ちょっと!///」
「あ、ごめん…」
「ええけど別に」
「フフフ…照れてんの?」
「あ、アホっ!
うぬぼれんなっ!」
「へーへー」
「もう帰るで」
「ほーい」
ま、結局来てもうた
はぁ…なんで来たかなぁ
(キャー!!)
(彩やぁー!!)
(まーちゅーーんっ)
なにこれ
ライブ?
やばっ…
めっちゃ人おるし
こんなもんなん?
「あの…
このバンドって人気何ですか?」
(アンタ知らんの!?
CDデビューも決まってるし
テレビも来月から
バンバン出るねんで!)
(そーそ!
ライブハウスデビュー
わずか2週間で
こんなん初やねん!)
「へ、へぇ…
知らんかった…
そんなこと言わへんから」
なんとか
中に入って
曲が始まると
すごかった
もーお客さんたちは
叫びまくって
でも…確かに
かっこいい…かも
「いやぁ今日も盛り上がってるねー」
(何言うてんねん人ごとか)
「いやいや嬉しいやん人増えて」
(そーやなぁ)
「幸せやわー」
(そうやな、まー確かにお前は
女の子選び放題やもんな)
「は、はぁ!?何言うてんねん!」
(照れんなって
相手できひん言うてたやん)
「ちゃ、ちゃう!
やめろ!」
彩は私のことを見て
違う!って口ぱくで言うた
そんな必死にならんでええやん
関係ないんやから
(けど最近ええ感じの人おるんやろ!)
「はぁ!?」
(でも彩ならすぐやろ)
「ちょ、ホンマにやめ…」
アホみたい
私も遊びやってんやろ
てか、まー関係ないし
帰ろ
「あ、美優紀っ!」
「…サイテー」
「違う、美優紀!美優紀っ!!」
あーあ
やっぱり
3Bなんか最悪
チャラいくて
女を軽く見て
ホンマにサイテー
けど、
(美優紀っ)
(危ないやろ?)
(可愛いんやからさ)
(俺、好きかも)
(美優紀っ!違う!)
歩く度に
思い出すのはあいつの顔
あーあ、そっか
私、アイツが
好きなんや