「おぉ、うん、わかった
じゃあ気をつけてな
うん、はいはーい
朱里大丈夫やってさ
美優紀ほらアイス」
「ありがと…」
美優紀は
震えていた
怖いとかそういうのじゃないんやろな
きっと
「大丈夫
美優紀がこーへんかったら
助けられへんかったから」
「っ…」
朱里を置いて自分が
来たことを自分自身責めてるんや
「私が…悪いねん」
「そんなわけない」
「けどっ!!」
「二人揃って
傷ついたら
俺も上西も耐えられへん
それに言うたやろ?
朱里は大丈夫って」
「…」
「ただいまー
みるきー大丈夫か?」
「愛菜
うん大丈夫やで
ありがとう」
「そっか無事でよかったぁ」
「あ、うん
あれ、顔怪我してる」
「ん?まぁ殴られたから
大丈夫菜々に手当してもらってくる
また、喧嘩して怒られるけどな」
「…」
美優紀は
哀しそうな顔をした
分かってる
分かってんねん
美優紀は愛菜くんが好き
それは変わらへん
けど…俺は
ギュッ…
「さ、やか…?」
「そんな顔しんとってくれ」
「顔…?」
「俺が守るから
美優紀の笑顔守るから」
「彩どうしたん?
急にそんなこと…」
「それは…」
言うな、言ったら
俺は…きっと
でも…
「好きやから
美優紀のこと」
「え…?」
「初めて会った時から
ずっとずっと…」
「あ、あんな…
私、好きな…」
「愛菜くんのこと
好きなんやろ…?」
「っ…」
「それでもええ」
「え…」
「愛菜くんを
好きなのも美優紀の一部や
美優紀の一部なら
そこも踏まえて好きや」
「彩…」
「別にどうこうしてほしい訳ちゃう
ただ、分かっててほしかっただけ
ただの友達でええよ」
「そんなことできひん」
「美優紀
少しずるくなれ
愛菜くんはずっと好きでええから
けど辛くなったとき
俺を頼って?
自分の事好きなやつがおる
なんかあったら俺を利用して」
「そんなんアカン…」
「ずっと
我慢してきたんやろ
菜々さんのこともあるからって
一人で泣いてたんやろ?
これからは
俺がおるから…」
「っ…っ…」
「俺でよかったら
胸貸しますけど?」
「…っ、お借りします…」
「はい、どーぞ」
美優紀は
遠慮がちに
俺の胸に顔を埋めた
俺は
背中に腕を回して
優しくさする
大丈夫やからって
「はぁ!?何やそれ
そんなん都合ええ男やんけ」
「まーそうかもな
でも、それでええと思うくらい」
「好きなんか…
ふーん
お前はそれで辛くないんか?」
「辛くないって
言うたら嘘になるけど
でも、笑ってくれるなら
それでええ」
「はぁ…お人好し」
「ええやろ
てかお前は?朱里と
なんかあったんちゃうん?」
「あぁ…」
「ん?」
「キスしてもうた…」
「はぁ!?じゃあ付き合ったんか?」
「いや、告白はしてへん」
「何やねんそれ…」
「だぁぁ、うるせ
俺にも色々あんねんっ
愛菜くんの手伝いしてくる!」
「なんやそりゃ…」
じゃあ気をつけてな
うん、はいはーい
朱里大丈夫やってさ
美優紀ほらアイス」
「ありがと…」
美優紀は
震えていた
怖いとかそういうのじゃないんやろな
きっと
「大丈夫
美優紀がこーへんかったら
助けられへんかったから」
「っ…」
朱里を置いて自分が
来たことを自分自身責めてるんや
「私が…悪いねん」
「そんなわけない」
「けどっ!!」
「二人揃って
傷ついたら
俺も上西も耐えられへん
それに言うたやろ?
朱里は大丈夫って」
「…」
「ただいまー
みるきー大丈夫か?」
「愛菜
うん大丈夫やで
ありがとう」
「そっか無事でよかったぁ」
「あ、うん
あれ、顔怪我してる」
「ん?まぁ殴られたから
大丈夫菜々に手当してもらってくる
また、喧嘩して怒られるけどな」
「…」
美優紀は
哀しそうな顔をした
分かってる
分かってんねん
美優紀は愛菜くんが好き
それは変わらへん
けど…俺は
ギュッ…
「さ、やか…?」
「そんな顔しんとってくれ」
「顔…?」
「俺が守るから
美優紀の笑顔守るから」
「彩どうしたん?
急にそんなこと…」
「それは…」
言うな、言ったら
俺は…きっと
でも…
「好きやから
美優紀のこと」
「え…?」
「初めて会った時から
ずっとずっと…」
「あ、あんな…
私、好きな…」
「愛菜くんのこと
好きなんやろ…?」
「っ…」
「それでもええ」
「え…」
「愛菜くんを
好きなのも美優紀の一部や
美優紀の一部なら
そこも踏まえて好きや」
「彩…」
「別にどうこうしてほしい訳ちゃう
ただ、分かっててほしかっただけ
ただの友達でええよ」
「そんなことできひん」
「美優紀
少しずるくなれ
愛菜くんはずっと好きでええから
けど辛くなったとき
俺を頼って?
自分の事好きなやつがおる
なんかあったら俺を利用して」
「そんなんアカン…」
「ずっと
我慢してきたんやろ
菜々さんのこともあるからって
一人で泣いてたんやろ?
これからは
俺がおるから…」
「っ…っ…」
「俺でよかったら
胸貸しますけど?」
「…っ、お借りします…」
「はい、どーぞ」
美優紀は
遠慮がちに
俺の胸に顔を埋めた
俺は
背中に腕を回して
優しくさする
大丈夫やからって
「はぁ!?何やそれ
そんなん都合ええ男やんけ」
「まーそうかもな
でも、それでええと思うくらい」
「好きなんか…
ふーん
お前はそれで辛くないんか?」
「辛くないって
言うたら嘘になるけど
でも、笑ってくれるなら
それでええ」
「はぁ…お人好し」
「ええやろ
てかお前は?朱里と
なんかあったんちゃうん?」
「あぁ…」
「ん?」
「キスしてもうた…」
「はぁ!?じゃあ付き合ったんか?」
「いや、告白はしてへん」
「何やねんそれ…」
「だぁぁ、うるせ
俺にも色々あんねんっ
愛菜くんの手伝いしてくる!」
「なんやそりゃ…」