思いついた短編
ジリリリッジリリリッジリリリッ--!!
何度も鳴る目覚ましの音
これは俺の目覚ましちゃうで
隣の家の目覚まし
かけても起きられへんねんやから
かけんかったらええのに
「はぁ…」
1つため息を着く
制服に着替えるのを中断して
窓を開けて
隣の家の屋根に足をかける
そして窓を開けて
中に入る
ほら、やっぱり寝てる
「ったく…起きろー
美優紀」
こいつは美優紀
俺の幼なじみ
まぁもともと親が
大学時代の親友で
隣に住んでるから
必然的に一緒におる
高校に入ってからも
朝起こすのは俺の役目
前に起こさんかったら
昼まで学校に来んくて
めっちゃ怒られた
「美優紀起きろって」
「んー…もーちょっと」
バチンッ
「いったぁぁっ!
何すんのっ!さいてー!」
「起きひんお前が悪い」
「もぉ…ふぁぁ」
「ちょっ、お前っ
服着ろっ!///」
「はぁ?キャミ着てるやろ」
「それは服ちゃうわっ」
「照れてんのー?」
「アホかっ
ったく遅れんなよ
じゃ…」
そう言って
窓から帰ろうと思ったら
思いっきり後ろに引っ張られて
抱きつかれた
「なぁなぁ一緒に
学校サボろ?」
こいつ…
バチンッ
「いったぁいっ!」
「アホ…一人でサボれ」
バタンッ
「…人の気持ちも知らんと///」
「彩ぁー」
「なんやねん」
「宿題みーせーてっ」
こいつはいっつも
大体クラスがちゃうくせに
なんで俺に聞きに来るねん
他にもクラスの男とか…おるやろ
「ん」
「ありがとー」
「自分の部屋でやれや」
「えー彩の部屋居心地いいねんなぁー」
「なんやねんそれ」
「んーでもやっぱり
寝よっかなー」
「ちょいお前やめろや!」
「んー汗くさいー
あ、何これ」
「あ…」
それは男子高校生には
必須と言われる
お姉さまのいかがわしい雑誌
「ふーん彩
こういうの好みなん?」
「あ、あ、アホかっ!
んなわけないやろ!」
バンッ!!
「あーあ
捨ててよかったん?」
「別にいらんし…」
「ふーん
あ、そっか彼女とそういうこと
するんやもんなー」
「は?彼女?」
「おるやろ?
同じクラスの吉田さんとええらしいやん」
「吉田とはそんなんちゃうし
てか、彼女とか別に」
「好きな人おらんの?」
「はぁ?///お、お、おらんわ」
「おるんや
ふーん誰ー?」
言えるわけないやろ
目の前のやつやなんて
「あ、みるるん?
けいっち?」
「ちゃうわ」
「あ、もしかして私?」
「っ///」
「なんわけないよなぁー
幼なじみやしなぁ」
美優紀は
ないないーっ何て言いながら
笑ってる
そんなん言わんとってくれや
可能性がないみたいや…
「帰れ」
「え?彩」
「帰れや」
「なんで怒ってんの?」
ボンッ!!
気づいたら体は動いてて
寝転ぶ美優紀の上に覆いかぶさってた
「彩…?」
「お前は俺のこと男として見てないかも
しれへんけど
でも俺はお前を女として見てる」
「彩何言うて…」
「お前が好きなんや」
「…」
「分かったら帰れ」
美優紀の顔
俺のこと怯えて見てる
こんな顔さしてくなかったのに…
「彩…」
「なんやねん
ええから帰れよ」
「同じ気持ちやってんな」
「は?」
「私も好きやで」
「…はぁぁぁぁ!?」
「もううるさいな」
「そんなわけないやろ
お前3組のイケメンと付き合ってるとか
先輩とええ感じとかいろいろ」
「噂やろ?」
「いやいや、でも俺ら…」
「はぁ…彩」
「なに…ンッ!?」
「信じた?」
「お、お、お、まえ…」
「名前お前ちゃうから」
「美優紀…急に何すんねん」
「彩に私のファーストキスのプレゼント」
「は、はぁ?」
「嫌やった?」
「嫌ちゃうけど///」
「じゃあプレゼントのお返し
私にいうことあるやろ?」
ホンマにこいつはずるい
「…俺と付き合ってく…」
「はいっ!」
「早いわっ!!」
「ヘヘヘッ」
「ったく…美優紀」
「ん?…ンッ」
「これから先もお前の初めて俺のやからな」
「フフフッ」
そう言って抱きついた
美優紀はたまらなく可愛くて
俺は幸せをかみしめた
「あ、けどまた
あんなイヤらしい雑誌見つけたら
別れるから」
「…はい」