ガチャッ
「彩くん」
「美優紀ちゃん?
なんで…」
「朱里から連絡着て
金子さんが来たって
何か言われた?」
「付き合うか
別れるか
やめるか
やめないか
そういう感じ?」
「そっか…」
「美優紀ちゃん」
「ん?」
「アイドル好きやねんな」
「うん好きやで」
「辞めたくないやんな…」
「それは…」
「俺はアイドルのみるきーを
好きになった
いつも笑顔で
人のためにって考えてて
そこに惹かれた」
「うん」
「だからアイドルのままで
いてほしい…」
「そっか…それなら
私達…」
「俺だけのアイドルに
なってくれへん?」
「え…?」
「正直
芸能界以上に輝かすことも
幸せにすることも
できるか自信はない
でも、したいと思ってる
その信念は貫く
俺がずっと美優紀ちゃんの
ファンでいたいねん
美優紀ちゃんにずっと
俺のアイドルでいてほしい
これが俺の気持ち」
「彩くん…」
「美優紀ちゃんの気持ちは?」
「私はずっと
アイドルで生涯芸能界で
輝きたいって
思ってた
でも、それは彩くんに出会う前で
いつの間にか
彩くんの前で輝きたくて
彩くんのアイドルでいたくなってた
だから
私は彩くんといたい」
「そっか…
なぁ、美優紀ちゃん
一年待ってくれへん?」
「え?」
「さすがに今すぐアイドル
辞めるのも無理やし
それに俺まだ学生やから
だから卒業するまで待ってて?
美優紀ちゃんのこと迎えに行くからさ」
「…ホンマに迎えに来る?」
「うん、行く」
「私、渡辺美優紀は
NMB48を卒業します」
((えぇぇぇぇぇ!?))
あれから一年たって
卒業発表した
そしてその2か月後卒業公演をした
でも、彩くんから
連絡はないし
どこにいるかも分からへん
「…卒業して良かったんかな」
(ありがとうございますー)
ここのコンビニも彩くんじゃ
なくなったし…
どこにおるんやろ…
なんで連絡くれへんの?
もしかして…私のこと
忘れた?
(あれ?渡辺美優紀ちゃう?)
(ホンマや!こんなとこで
会えるなんてラッキーやん)
気づかれた…
「ちょ、ちょっとやめてください」
(ええやんか!)
(もう恋愛解禁やろ?)
「…私には」
彩くんが…おる
でも言えない、言えない
「悪いけど
それ、俺の」
「え…?」
「行こっ…」
「ここなら大丈夫かな」
「…なんで」
「え?」
「なんで今なんよ!」
「え、ちょっと美優紀ちゃん?」
「なんで連絡くれへんの
どれだけ不安やったか
わかる?」
「ごめん…」
違う…こんなんいいたかったんちゃうねん
こんな顔させたかったわけじゃない
違うねん…
「トップアイドルをさ
自分のものにするために
俺頑張りたくて
バイトめっちゃして
勉強して
ほら、これ就職決まってん」
「…」
「遅くなってごめん
ちゃんと迎えに来たから」
「…迎えって」
「結婚してほしいねん
これ指輪」
「っ…」
「幸せにする
約束するから
だから俺の前で
俺だけのアイドルで
輝いていてください」
「…はいっ」
一年合わないだけで
身長差は増えてた
そして逞しくなってた
「…好きやで」
「私も…」
「美優紀ちゃんは
永遠に
俺だけの…アイドルやから」
END
オチ微妙だぜおいっ!(笑)