友達からの話を元に…
目指せ!脱スランプ!
「彩ってさホンマカッコイイやんな」
「何やねん急に」
「改めて思ってん」
「はぁ?」
「だってさ
頭いいし
リーダーシップあるし
運動だってできるやん
それに今やって
タオル首からかけて
腕まくりしててさめっちゃカッコイイやん」
「昼練終わったばっかで
暑いだけやし」
「なぁなんで彼女作らへんの?」
「彼女?」
ここは女子高で
彼氏とかいうより
彼女とかのほうが多いんや
別に私も偏見があるわけやないけど
特に興味もないから作らへん
「別に興味ないだけや」
「ふーんもったいないなぁ
選び放題やのに」
「てかそんな発言ばっかりしてて
ええんか山田
愛菜が泣くで」
「愛菜は別格」
「なんやそれ
のろけか」
「(〃艸〃)」
「きも…」
「さいてー!
なぁみるきー聞いてや
彩がなぁー!」
美優紀は最近仲良くなった子
部活の練習にもよく来てくれてて
山田とは家が近所で
仲がいいらしい
そっか次の時間は
美優紀のクラス体育か
早く教室戻らなアカンなー
「なぁ彩」
「んぁ?」
「みるきーがなぁ」
「ちょっと菜々ちゃんっ///」
「なんやねん」
「彩に壁ドンしてほしいねんてー!」
「壁ドン…?」
「もぉ…やめてやぁ///」
「ホンマにみるきー
彩のこと好きやんな
いっつもカッコイイ言うてるし」
「菜々ちゃん怒るでっ」
「なぁ山田壁ドンってなに?」
「へ?うそやんっ!知らんの!
ホンマ彩はぁ…
壁ドンっていうのは…
あ、そうや
せっかくやからみるきー
彩に壁ドンしたりーや」
「えぇっ
無理やって」
「別にええで?
私壁ドン知りたいし
どーしたらええん?」
「えぇ…えっと
その壁に背中つけて?」
「こう?」
「そんで…その
壁ドンする人が
背中つけてる人の両脇に手を…」
あぁ、なるほど
分かったで
私は
美優紀の腕を引っ張って
背中に押さえつけてから
両手を美優紀の両脇に着いた
ドンッ!!
「こういうことやんなっ
…美優紀」
「っ///」
「どうした…っ///」
急に黙ったからどうしたんかと
思って顔をのぞき込んだら
真っ赤になって少し涙目で
私を見上げる美優紀
ドキッとしてしまった
「ご、ごめん…嫌やった?」
「ううんっ!違うねん
嬉しくて…///」
「お、おぅ…///」
「へぇー…あ、
私、用事思い出したぁー」
「ちょいっ山田!」
「…菜々ちゃん気きかせてくれたんかな」
「気?」
「何もないっ
こっちの話」
「そっか
あ、ごめんな体育やったやんな
私戻るわ」
ギュッ
行こうとしたら
進まれへんくて
振り返ったら
美優紀が私の裾を掴んでた
「どうしたん?」
「あの…今日の放課後
教室で待っててくれへん?
つ、たえたいことが
あって///」
「へ?」
「じゃ、じゃあっ」
美優紀は走っていった
伝えたいこと…?
それってもしかして…///