テスト勉強とかホンマ
しんどいなー
でも点数とっとかなアカンしなぁ
ちょっと休憩でTwitterを開く
美優紀ちゃん仕事終わったんや
「…会いたいなぁ」
最近会えてへん
テスト期間で
バイトも行ってへんし
会いに行きたいけど
美優紀ちゃんが邪魔になるからって
会ってくれへんし…
「だぁー!会いたいー!!」
Twitterに添付されてる写真を見て
叫ぶ
ホンマ可愛すぎるねん
これを見て世の男たちは
美優紀ちゃんの可愛さに酔いしれてる
俺の彼女や!
なんて言えたらどんなに楽か…
俺だけに見えて
俺だけが触れれたらどれだけ…
「アホみたいや…」
息抜きにバスケしようと
靴を履き替える
ホンマちょっとにしとかへんと
勉強やばいからなぁー
…とか思ったのに
結局2時間くらいしてしまった
30分の予定やったのになぁ…
「こりゃ赤点祭りに…ん?」
家に前まできたら
何か小さな塊がある
宅配便か?
なんやあれ?
…え?
「美優紀ちゃん…?」
「あ、彩くん…」
「な、何してんねんっ!
こんな寒い中で
うわっ、めっちゃ冷たいやん!」
俺は急いで鍵をあけて
美優紀ちゃんを中に入れた
「どれだけおったん?」
「1時間くらいかな?」
「…はぁ
俺携帯見てなくて…ごめん」
「いいよ勝手にきたんやし」
「よくない…
こんなに冷たくなって…
待たへんでも言うてくれたら俺が」
「だって…早く会いたかってん」
「え?…おぉ///
やめとき、今俺汗かいてるし…」
「彩くんあったかいな…」
「…美優紀ちゃんが冷たいねん」
背中に手を回して
強く抱き寄せる
「…美優紀ちゃん」
「ん?」
「…これ、いらんかもしれへんけど
持ってて」
「これって…合鍵?」
「うん…親
仕事でおらへんから
一人暮らしみたいなもんやし
親にも言うてあるから」
「っ…うれしいっ!!!」
「ぐぇっ…苦しいっ」
「あぁ…ごめんなぁ?フフフッ」
ホンマに可愛いな
年上やけど無邪気で純粋で
真っ直ぐで…
これが俺の…片想い(両想い)の相手
「彩くん?」
「ん?いやなんもないで?」
「…」
「ん?…あ///」
俺のこと美優紀ちゃんが
見つめるからなんやと思ったら
目を閉じた美優紀ちゃん
もう少し抱き寄せて
顔を近づける
唇が触れると少しひんやりしたけど
すぐに熱くなる
唇が離れると少し寂しくなる
美優紀ちゃんも少しさみしそうで
俺はオデコに軽くキスをして
抱きしめた
「ホンマ彩くんは
ヘタレやなぁ」
「なんでやねん…」
「普通なら自分の好きなアイドルと
目の前におったら襲うものやん」
「…」
「ホンマにヘタレなんや…」
「ちゃうで
確かにヘタレやけどさ
美優紀ちゃんは俺の中でただの
アイドルやなくなったし
大切な彼女…候補?やん
だから、簡単にしたくないねん」
「っ///」
「美優紀ちゃん?」
「な、なんもないっ!!!
喉乾いた!水もらうで!」
「お、おぉ…変なの」