「彩」

「ん?どした?」

「まーちゅんとりぃちゃん
引っつけへん?」

「ひっつけるってどうやって…」

「それは…なんとかして!」

「まずそれ考えとこうや」

「む…」

「まぁそうやと思うけど
俺も確かに引っつけたい」

「やんなっ」

「でもさどうしたらええねんやろ」

「多分まーちゅん勘違いしてる
りぃちゃんは今でも
まーちゅんのこと好きやのに」

「それを気づかせたらええって
わけか…」



「無駄やで」

「「まーちゅん!?」」

「フハッ…先生つけろってば
近藤さん結婚するらしいで」

「え…」

「俺の先輩先生や
まぁお似合いやったわ」

「ええん?まーちゅんはそれで」

「ええも何も
俺には関係ない」

「関係ないわけ無いやん!
まーちゅんらしくないっ!
前までのまーちゅんなら
そんなこと言わへんで
諦めずに素直に生きてたのに!」

「…それが大人になってことや
あのときは子供で…」

「りぃちゃんもまーちゅんも!
大人になったって
大人になってええことなんかないやん!
子供のままでよかった!
大人なんか大っきらい!!!!」

バタンッ!!

「ハハハッ…怒らしちゃったな」

「まーちゅん
まーちゅんがアメリカに行ったのは
俺の…」

「彩のせいやな」

「っ……え?」

まーちゅんは俺の頭に手をおいた

「彩とであって俺は
一人前の医者になりたくなった
だからお前のせいやぁぁー」

「まーちゅんっ、痛いってーっ」

「ハハハッ…
変に責任感じるな
俺は満足してんねん
昔はいい加減やった仕事も
今は考え変わって
真剣になれたし
感謝したいくらいやから」

「…ほんまにええん?
りぃちゃんのこと好きなんじゃ…」

「好きや…
けど大人にはな?
諦めるときもいるねん
確かに俺も大人なんか大っきらいや
…ほら、彼女探しておいでや」

バタンッ…







「美優紀」

「…何でなんよ
二人とも好き同士やで?
大切に思ってるのに
それやのに何で…」

「仕方ないことなんや…きっと」

「…あの二人はな?
私の憧れやった
お互い想いあってて
りぃちゃんも冷たくしてたけど
まーちゅんとおったらずっと笑ってて
まーちゅんもりぃちゃん見てるとき
すごい優しい顔してた
私もいつか、こんな関係に
彩となるんやって…」

「…なろ」

「彩…」

「まーちゅん達のことは
多分大丈夫や
想いは止めれへんってよー知ってる
美優紀のこと好きやって
認めたくなかったのに
認めてしもうたぐらいやしな」

「あっさり認めたらよかったのに」

「美優紀に負担かけるかもしれんかったからな
だからすぐには言われへんかった」

「そっか」

「美優紀のこと大切やからさ
簡単にしたくなかった」

「っ///なに?急に」

「ん?美優紀の憧れに近づけたろうかと」

「じゃあ…キスして」

「は、はぁ!?///」

「プッ…ハハハッ!!!」

「何やねんもぉー!」