美優紀と組んで
しばらくして
JK1の予選が始まり
無事突破
そしてどんどん勝ち抜いた
「よっしゃー
このまま優勝すんで」
「そうやな!頑張ろっ」
「彩とならできるーっ」
「あぁーもう歩きにくいて!」
「フフフッ」
最近充実してるなー
って思う
(あれ、渡辺?)
(そうやん何してるん?)
(あれー?やっぱり
バドやめてお笑いしてるって)
(フフフッ暇つぶし?)
「何やねんアンタら!
美優紀に文句…」
殴りかかろうとしたら
パッて手を出されて
止められた
「ごめん…みんな」
(そんなんですむと思ってんの?)
(アンタのせいでこっちはとばっちり)
(まぁええわ
お遊びで頑張り?じゃーね)
「…」
「っ!何やねんアイツら!
なんで言い返さんねん!
アイツら美優紀のこと…」
ギュッ
「…ありがとう彩
話したいから
部屋来て?」
「おぉ…」
「私な?中学のとき
バド強かってん
全国も行ったし
色んな大会で優勝した
私が勝つ度に皆
喜んでくれた
エース、希望やって
私は必死やった
でもいつの日か
皆私を無視するようになった
勝つたびに皆から
冷たい目で見られた
ほら、元々人懐こいからさ
審査員釣ってるとか
言われて…
そんなとき怪我しちゃって
怪我したら皆もっと冷たくなった
チームメイトはおろか
監督も私に落胆してしまって…
私はホンマに一人になった
そんなときに漫才の大会あって
そこでな彩見つけてん
舞台で輝いてて楽しそうやった
その顔横で見たいと思った
私の求めてた笑顔やったから…」
美優紀の手は震えてた
おかしいと思ってた
美優紀はバドミントンが好きなんや
ずっと眺めてるくらい
それやのになんでやって
ようやく分かった…
「美優紀…」
私は美優紀に笑いかけた
すると美優紀の目から
涙が溢れ出た
そして私に抱きついた
「今だけ…許して」
「ええよ…」
背中をさすると
ますます涙がでた
そんな姿を可愛いと思った
「美優紀…」
「ん?」
「てっぺんとろ二人で
アイツらに美優紀の
笑顔見したれ」
「…」
「美優紀…?」
「なぁ彩…どうしよ」
「どうした?」
「めっちゃドキドキする…」
「へ?」
「私、彩のこと本気で好きかも」
「な、何言ってんねんっ///」
「ほら…」
ムギュッ
「ちょっ///…あ」
突然手を胸にもっていかれ
驚いたけど
手に伝わる美優紀の鼓動
ホンマや…ドキドキいってる
「彩もやで…?」
「あ…あぁ///」
「彩…キスしていい?」
「は、はぁ?アホちゃう///」
「本気やで…」
徐々に近づいてくる
美優紀の顔
落ち着け、雰囲気に流されるな
私と美優紀はただのコンビで…
ただの…ただの…
「ンッ…///」
けど私は
唇を重ねてしまった
だって…美優紀のこと
好きやないって
否定…できひんかったから