なんでキスってこんな
幸せになれるんやろ…
発作薬とかより
キスした方がええんちゃうって
思ってまうわ
けど、ドキドキするから
逆効果か…
「彩…///」
「っ…美優紀」
もう一度唇を重ねようとしたとき
コンコンッ
「ごめんなー
お二人さーん」
「「ッ!?」」
「回診の時間ですよーっと
おぉそれでは挨拶
私、今日から山本くんの
担当になりました
小笠原茉由といいます
…なんて久しぶりやな二人とも」
「「まーちゅんっ!」」
「ハハハッ先生って言わんかい」
まーちゅんは
小さい時の担当医
よく二人で遊んでるとき
相手してくれた
優しくて面白い先生
茉由っていうけど
男の先生やで?
「久しぶりの再会を
懐かしもう思ったら
こんなことになってるとはな…」
「っ///」
「もうちょっと後にしてくれたら
ええのにー」
「いやいや、みるきー
ほら、それ見て」
「え?」
目を向けると
けたたましい警告音を鳴らしてる
心電図
「彩ドキドキしすぎたんやな
慌ててきたら
こういうことかと
いやぁー大人になったねぇ」
「うっせぇ///」
「あらら彩くん
反抗期かしら
やーね、昔はまーちゅんって
抱きついて離さへんかったのに」
「昔の話しやっ」
「そうやなぁ
これからは
みるきーにそうするんやもんなぁ」
「っ///ねるっ!」
「あーあ
いじめすぎた?」
「そうやでまーちゅん
彩照れ屋やからなぁ」
「変わらへんなぁ
なんか嬉しいわ
…ホンマに」
「まーちゅん?」
「彩の転院認めたこと
後悔しててん
みるきーとであって
彩ホンマに楽しそうやったからな
転院先で笑わんくなったって聞いてな
みるきーもめっちゃ泣いてたし
苦しかったんや」
「まーちゅん…
でもまーちゅんも
そのあとアメリカ行ったんやろ?」
「おぉだから
彩のためにな」
「え?」
「治してやりたいから
コイツのこと
絶対に俺が…」
「…っ」
「わっわっわっ
泣かんとってや!
ちょい彩!いつまで拗ねてんねん
彼女泣かしてもうた
なんとかしてーなっ」
なんとかって…
俺は布団に潜ったまた
奥に詰めて
布団をのスペースを開けた
「みるきー彩が隣に来いって」
「っ…いくぅ」
「彩あんまりいやらしい
ことすんなよ!じゃあなっ」
「彩…」
「俺寝てる」
「起きてるやん」
「寝てる」
「ふぅ…ホンマに照れ屋やねんから」
「そんなんちゃうわ」
「こんな彼氏で大丈夫かなぁー」
「…」
「素直ちゃうし
キスだけで警告音鳴らすし」
「…」
「でも…そんな彩のことが
好きになってんからしゃーないか」
「アホか…」
「フフフッ彩?
心拍乱れてるで?」
「明日からお前もあれつけたる」
「アカンで?
ずっと警告音鳴ってうるさいからっ」
「っ///」
美優紀のその言葉のせいで
また警告音がなって
まーちゅんに怒られました