(山田ほら!)
(ハハハッ)
今日もいじめられる
変じゃない私は変じゃない
(なんやねんその目!)
バキッ!!
「ペッ…血?」
赤くて少し温かい
血…
(真似ばっかりしやがって)
(キモいねん)
真似…
そうや私…真似をできるやん
山本彩をコピーすれば
私は…きっと
こいつらを…タオセル
(っ、なんやねん急に
グハッ…なんやねんっ…グハッ)
(やめろやっ)
(ヤバイって)
(助けてっ!)
こいつらをタオス
私は変じゃない…
「山田っ!!! 」
ダレ…?
アンタも倒せばええんやな
「ゴホッ…やめろっ」
「菜々ちゃんっ!」
タオス、ミンナ
テキ
「チッ、やるか!」
「待って!
任して彩さん」
「え?どうするねん!」
「菜々ちゃん傷つけたくないねんっ!」
「けど!」
「大丈夫やから!
…菜々ちゃん
ほら、大丈夫
変ちゃうから
…ゴホッ!!」
ダイジョウブ?
「ゴホッ!!ガハッ!!」
「やめろラン!
そいつは私をコピーしてる!」
「嫌や、傷つけたくないねん」
「ッチ、だぁー!
よしっ!押さえた!
ランっお前がなんとかしろ!」
「…菜々ちゃん
大丈夫やから」
シラナイ
「喧嘩なんかしなくていい
暴力なんかふるわんでええから」
ジャナイト キズツク
「…守るから!
私は弱いし全然たよんないかも
しれへんけど
守るから!
絶対に守るから!」
マモル…?
「好きや!菜々ちゃんが
菜々ちゃんのことが
必要やねん!」
ヒツヨウ…
ワタシノコト?
…ヒツヨウ…ひつよう
必要…?
ガクッ…
「菜々ちゃんっ!」
「ハァハァハァ…」
「やっと収まったか」
「大丈夫?」
「…ラン?」
「よかった!もう大丈夫やで」
「なんで来てくれたん?」
「心配になってん
昨日彩さんのこと見てたし
コピーしてたら
もし制御効かんかったらって」
「ホンマ昨日からうるさかってん
会いたい会いたいって」
「彩さんっ///」
「…///」
「フッ…山田」
「はい」
「頼みがあるねん」
「なに?」
「…私らの仲間になってくれ」
「え…?いいの?」
「なんやねそれ
こっちが頼んでねんけど?」
「で、でも私
迷惑かけるで?
暴れちゃうかもやし
もともと弱いしそれに…」
「…必要やねんお前が」
「っ…」
「もう言わへんで
仲間になってくれ」
「…はいっ」
「よっしゃぁぁぁー!
菜々ちゃーっぐえっ」
「はしゃぐなラン」
「すいばへん」
「よし、じゃあ
あだ名付けるか
んーっとな」
「あだ名って?」
「彩さん仲間になったら
あだ名つけてくれるねん」
「んーわかんね」
「っ!!ちょっとー!ひどいー!!」
「キィーキィーうるさいねん
お、じゃあサルにするか!」
「いや!絶対!」
「わがままやなぁ
じゃあ…」
「カラス」
「へ?」
「いや、その悪口ちゃうで?
実はカラスって頭いいし
実は強いみたいな?
黒やしカッコええし」
「おぉ!ええやん
どうや?」
「カラス…いいかもっ」
「よっしゃ!
今日から
お前は
カラスや!!!」