「彩ちゃん…?」
久しぶりに呼ばれた名前
何でかわからへんけど
体が震える
「美優紀…」
「ごめんな?」
「え…?」
「大切な歌忘れてて
絶対忘れへん言うたのに…」
「美優紀…お前まさか
記憶が…」
「うん
大好きやで…彩ちゃんっ!」
おかしいな…
記憶が戻ったら
美優紀を抱きしめて
愛を囁こう
そう思ってたのに
泣くことしかできひんわ
「彩ちゃんは泣き虫になったな」
そう言って
私を抱きしめる
私は美優紀の腰に力強く手を回した
「ごめんな彩ちゃん
いっぱい傷つけたな」
「ううん…」
「一人やって思わしちゃったな」
「ううん…」
「いっぱい…泣かしちゃったな」
「ううん…」
「ごめんな」
「謝らっんっ…といてっ…」
「…うん、ありがとう
彩ちゃん側にいてくれてありがとう」
「美優紀っ…」
しょうがないなぁ…なんて言いながら
私の頭を撫でる
周りから見たら
何をしてるかわからんやろう
でもそんなことどうでもええねん
美優紀がおる
戻ってきたんや
しばらくして
私の目が腫れ上がった頃
家に戻ることにした
仕事中の父さんと
敦子さ…お母さんに電話したら
めっちゃ喜んでて
すぐ帰るって言うてた
家まで手を繋いで歩いて
玄関前まで来た
「待って彩ちゃん
先に入る」
「ん?まぁええけど」
美優紀は鍵を空けて中に入る
すぐ扉を閉めて何するんやろ?
そう思って扉をあけると
抱きついてきた
「美優紀?」
「おかえり!彩ちゃん」
「あ…」
(待ってるから)
そうやあの日
母さんに会いに行った日
出かけに美優紀が行った
私の場所はここやって
待っていてくれるって
「遅くなっちゃったけど
ちゃんとお帰りって言いたかったから」
そう言って満足そうに笑う美優紀
それだけでまた涙が出そうになった
やっぱりこの子だけやねん
大切な人
「ありがとう…
美優紀のおかげやねん
私が前に進めたのは」
「ううん私はなんもしてへんよ
彩ちゃんが頑張って立ってんで」
「…美優紀」
「そういえば…帰ったら
伝えたいことがあるって
言ってなかったっけ?
なにー?」
「え?あぁーそんなこと言うたっけ?」
「言いましたぁー」
「美優紀の記憶違いちゃうかな?」
「ちゃんと思い出しましたぁ
早く言ってや…先輩?」
「それ、やめて
結構傷つくんやで」
「ごめんごめん
んー忘れちゃった?
じゃあいいや」
そう言って中に入ろうとした美優紀
でも、少し悲しそうやった
恥ずかしいとかいうてる場合ちゃうな
私は美優紀の腕を掴んで
自分の胸の中に引き込んだ
「彩ちゃん…?」
「美優紀ありがとう
私は美優紀のこと
世界で一番
愛してる」
久しぶりに呼ばれた名前
何でかわからへんけど
体が震える
「美優紀…」
「ごめんな?」
「え…?」
「大切な歌忘れてて
絶対忘れへん言うたのに…」
「美優紀…お前まさか
記憶が…」
「うん
大好きやで…彩ちゃんっ!」
おかしいな…
記憶が戻ったら
美優紀を抱きしめて
愛を囁こう
そう思ってたのに
泣くことしかできひんわ
「彩ちゃんは泣き虫になったな」
そう言って
私を抱きしめる
私は美優紀の腰に力強く手を回した
「ごめんな彩ちゃん
いっぱい傷つけたな」
「ううん…」
「一人やって思わしちゃったな」
「ううん…」
「いっぱい…泣かしちゃったな」
「ううん…」
「ごめんな」
「謝らっんっ…といてっ…」
「…うん、ありがとう
彩ちゃん側にいてくれてありがとう」
「美優紀っ…」
しょうがないなぁ…なんて言いながら
私の頭を撫でる
周りから見たら
何をしてるかわからんやろう
でもそんなことどうでもええねん
美優紀がおる
戻ってきたんや
しばらくして
私の目が腫れ上がった頃
家に戻ることにした
仕事中の父さんと
敦子さ…お母さんに電話したら
めっちゃ喜んでて
すぐ帰るって言うてた
家まで手を繋いで歩いて
玄関前まで来た
「待って彩ちゃん
先に入る」
「ん?まぁええけど」
美優紀は鍵を空けて中に入る
すぐ扉を閉めて何するんやろ?
そう思って扉をあけると
抱きついてきた
「美優紀?」
「おかえり!彩ちゃん」
「あ…」
(待ってるから)
そうやあの日
母さんに会いに行った日
出かけに美優紀が行った
私の場所はここやって
待っていてくれるって
「遅くなっちゃったけど
ちゃんとお帰りって言いたかったから」
そう言って満足そうに笑う美優紀
それだけでまた涙が出そうになった
やっぱりこの子だけやねん
大切な人
「ありがとう…
美優紀のおかげやねん
私が前に進めたのは」
「ううん私はなんもしてへんよ
彩ちゃんが頑張って立ってんで」
「…美優紀」
「そういえば…帰ったら
伝えたいことがあるって
言ってなかったっけ?
なにー?」
「え?あぁーそんなこと言うたっけ?」
「言いましたぁー」
「美優紀の記憶違いちゃうかな?」
「ちゃんと思い出しましたぁ
早く言ってや…先輩?」
「それ、やめて
結構傷つくんやで」
「ごめんごめん
んー忘れちゃった?
じゃあいいや」
そう言って中に入ろうとした美優紀
でも、少し悲しそうやった
恥ずかしいとかいうてる場合ちゃうな
私は美優紀の腕を掴んで
自分の胸の中に引き込んだ
「彩ちゃん…?」
「美優紀ありがとう
私は美優紀のこと
世界で一番
愛してる」