授業はおもんない
だから屋上におる
今日も屋上で寝ていると
珍しく
先生が来た
「山本」
「なに?」
「渡辺美優紀ってお前の
親戚か何かか?」
「え?…あぁまぁ
どうしてん」
「いや、さっき
体育の授業で怪我して
親に連絡つかへんから」
「え!?…保健室か!?」
「あぁそうやけど…山本!?」
ダッシュで階段を下る
「美優紀!!!」
(山本さん?
どうしたん?)
「ハァハァ…美優紀は?」
(渡辺さん?
渡辺さんならそこのベットやけど)
「さんきゅ…」
(ビックリした
山本さん渡辺さんと)
「…ハァハァ」
(…先生職員室にいるから
目を覚ましたら連絡して
軽い脳震盪だから
大丈夫)
あのババア
少しは気がきくみたいや
「美優紀…」
カーテンを開けると
美優紀が眠っていた
相変わらず長いまつげ
少し赤い頬
ぷっくりした唇
さらさらの髪の毛…
すべてが愛しい
そういえば前にこんなことがあった
球技大会で美優紀が押されて
怪我をして
あのとき私はただ
美優紀を面白いってだけで
好きなんかなかった
でも…
「眠ってる顔にドキドキしたんやで…」
頭を撫でながら呟く
少なくともその瞬間に
私の中で美優紀は少し変わった
「美優紀…いつ思い出してくれる?」
「ん…んぅ先輩?」
「美優紀大丈夫か?」
「うん…頭痛い」
「そっか…起きれる?」
「なんとか」
「よかった
でもなんで倒れたん?」
「サッカーしててぼーっとしてたら
当たっちゃって…」
「なんでボーッとしててんよ
危ないだけやわ」
「先輩が…」
「私が?」
「悲しそうで…
屋上で一人やったから」
「なんで知ってるねん…」
「わかんないけど
なんか、体が覚えてた」
「…そろそろ帰ろ」
「でも授業は」
「別にええねん
私はおらんくても困らへんから」
「…」
家について
美優紀をソファーに座らす
「ココア飲むか?」
「うん」
「じゃあ作るわ」
「先輩」
「んー?」
「隣来て?」
「え?」
呼ばれて隣に行く
「どうしたん?
頭痛い?大丈夫か?」
「私いつになったら思い出せるんやろ」
「美優紀…ええって焦らんで」
「辛いねん」
「え?」
「先輩の悲しい顔見たくない
先輩を一人にしたくない」
そういって私に抱きついた
「一人になんか…したくないっ!」
「…美優紀」
同じ言葉
お前は何回も言ってくれるな
私を救った言葉
涙が出そうや
「大丈夫…
約束してくれてん」
「え?」
「美優紀は私を一人にしないって
言ってくれた前も
だから一人になってない
美優紀がおるから私は笑えるねん」
「…でも」
「美優紀…私
記憶思い出さんでええと思ってきた」
「なんで?」
「美優紀は美優紀やもん
やっぱりどんな美優紀も
私は…好きやで」
「先輩…」
「泣かんとって大丈夫やから」
美優紀泣かんとって
私は幸せやで
一人なんかちゃう
けど1つ悔しいのは
今、お前に
キス…できひんことや
だから屋上におる
今日も屋上で寝ていると
珍しく
先生が来た
「山本」
「なに?」
「渡辺美優紀ってお前の
親戚か何かか?」
「え?…あぁまぁ
どうしてん」
「いや、さっき
体育の授業で怪我して
親に連絡つかへんから」
「え!?…保健室か!?」
「あぁそうやけど…山本!?」
ダッシュで階段を下る
「美優紀!!!」
(山本さん?
どうしたん?)
「ハァハァ…美優紀は?」
(渡辺さん?
渡辺さんならそこのベットやけど)
「さんきゅ…」
(ビックリした
山本さん渡辺さんと)
「…ハァハァ」
(…先生職員室にいるから
目を覚ましたら連絡して
軽い脳震盪だから
大丈夫)
あのババア
少しは気がきくみたいや
「美優紀…」
カーテンを開けると
美優紀が眠っていた
相変わらず長いまつげ
少し赤い頬
ぷっくりした唇
さらさらの髪の毛…
すべてが愛しい
そういえば前にこんなことがあった
球技大会で美優紀が押されて
怪我をして
あのとき私はただ
美優紀を面白いってだけで
好きなんかなかった
でも…
「眠ってる顔にドキドキしたんやで…」
頭を撫でながら呟く
少なくともその瞬間に
私の中で美優紀は少し変わった
「美優紀…いつ思い出してくれる?」
「ん…んぅ先輩?」
「美優紀大丈夫か?」
「うん…頭痛い」
「そっか…起きれる?」
「なんとか」
「よかった
でもなんで倒れたん?」
「サッカーしててぼーっとしてたら
当たっちゃって…」
「なんでボーッとしててんよ
危ないだけやわ」
「先輩が…」
「私が?」
「悲しそうで…
屋上で一人やったから」
「なんで知ってるねん…」
「わかんないけど
なんか、体が覚えてた」
「…そろそろ帰ろ」
「でも授業は」
「別にええねん
私はおらんくても困らへんから」
「…」
家について
美優紀をソファーに座らす
「ココア飲むか?」
「うん」
「じゃあ作るわ」
「先輩」
「んー?」
「隣来て?」
「え?」
呼ばれて隣に行く
「どうしたん?
頭痛い?大丈夫か?」
「私いつになったら思い出せるんやろ」
「美優紀…ええって焦らんで」
「辛いねん」
「え?」
「先輩の悲しい顔見たくない
先輩を一人にしたくない」
そういって私に抱きついた
「一人になんか…したくないっ!」
「…美優紀」
同じ言葉
お前は何回も言ってくれるな
私を救った言葉
涙が出そうや
「大丈夫…
約束してくれてん」
「え?」
「美優紀は私を一人にしないって
言ってくれた前も
だから一人になってない
美優紀がおるから私は笑えるねん」
「…でも」
「美優紀…私
記憶思い出さんでええと思ってきた」
「なんで?」
「美優紀は美優紀やもん
やっぱりどんな美優紀も
私は…好きやで」
「先輩…」
「泣かんとって大丈夫やから」
美優紀泣かんとって
私は幸せやで
一人なんかちゃう
けど1つ悔しいのは
今、お前に
キス…できひんことや