「んーおいし!」

「ほんとにー?よかったぁ」


「…よかったぁ
じゃねぇ!
なんでお前が俺の家におるねん!」

「家の前おったら
陽菜さんがいれてくれたぁ
あーハーブティーおいし」

「ちょっとお母さん!」

「えーだって
いい子そうだったし
可愛いしっ」

「はぁ…」

「まぁまぁてか、それとりーや」

「だから触んなって!」

「あー彩久しぶりー」

「母さん意味わからへん」

「だって
いっつもそのダサい姿でー
優ちゃんショック受けてたよー?」

「とかいって父さん
バカンス言ってるやん」

「波が待ってるって言ってた」

「はぁ、またサーフィンか」

「山本の部屋どこー?」

「教えるか!」

「あっちー(бвб)」

「おいこら…」

ダッダッダッ…ガチャッ!

「うわぁーめっちゃ綺麗やん」

「だぁー!勝手に入るなや
出てい…」

渡辺の腕を掴もうと思ったのが
からぶって

…ムギュッ

「あ…」
「あ…///」

「い、いやっ、これはその
事故やんか?わかるやろ?」

「べ、別に気にしてないわっ!
とりあえず作戦会議しよっ!」

「会議?」

「菜々ちゃんのこと!」

「だから言うたやろ?
アイツとはもう…」

「関係ないねん?
じゃあなんでそこに写真飾ってるん?」

「っ…」

「素直になりーや
彩くんっ?」

「きもい…」

「えー!ひどいっー!」

「…どうしたらええねん」

「え?」

「お前の作戦とやらは
一体なんやねん」

「っ…うん!
あんなぁ菜々ちゃんと
とりあえず話し?
ずっと話してないんやろ」

「そうやな…」

「話すことから始めましょ」

「話すことねぇ」

「とりあえず…よいしょ」

「近い…」

「私を菜々ちゃんと
思って話す練習
はい!スタート」



「じゃーね山本」

「おぅ…」

ガチャッ

「ふぅ…」

あいつは一体
何のためにそんなんするねん
そんなめんどいこと
訳分からへん

(頑張れっ)
(アンタを変えたいねん)
(素になりー?)

素の自分
鏡に映る姿
綺麗な鼻
二重の目に
少し青色の目
薄い唇…
そして光る金色の髪
髪を染めようと思ったけど
染めたらなんか父さんのこと
否定してるみたいやから…

「…向き合ってみるか?」

写真をとって
呟く
なぁ…菜々
お前は俺のことどう思ってるんや?
俺は今、どうなんか
分からへん

「はぁ…だる
てか…アイツ




おっきかったな///」