「お母さんと一緒に暮らそう」
「…」
「今の人はね?
結構大きな会社の社長さんやねん
お金には困らへん」
「そんなん…」
「このまま南のとこいたら
迷惑になっちゃう
彩、お母さん変わってん
昔のお母さんじゃない
何年もたったけど
やっぱり彩のこと忘れられへん
彩を愛してる
な?お母さんといよ?
一緒におれへんかったぶん
一緒におろ?」
「一緒に…」
いてくれるん?
頑張ったとき褒めてくれる?
さみしいとき抱きしめてくれる?
信じていいんかな?
「彩…大丈夫
な?血の繋がってないところにいたら
しんどいやろ?
もう我慢せぇへんくてええねん」
血の繋がってない
そうや父さんとは繋がってない
そうやんな…
迷惑やんな、私がおるから家族に…
私がおらへん方が…
シャランッ
あ…ブレスレット
(1人やと思っちゃダメ… )
美優紀…
ブレスレットもらってよかった
忘れるところやったで
ボロボロの私を救ったんも
前に進ませてくれたんも
ずっと私の居場所をくれるのも
全部アイツやん
アホでおっちょこちょいで泣き虫で
可愛くて…大好きな美優紀や
「お母さん」
「ん?」
「私はあそこにおる」
「彩…だから」
「私の居場所は
お母さんの隣じゃない
父さんがいて敦子さんがいて
美優紀がおるあの家や」
「彩…」
「私なずっと
自分がなんで生まれたんか
分からへんかった
生まれたことも生きてることも
何度も後悔した
けどな?最近わかってん
大切な人に出会うために生まれてきた
だから、生んでくれたお母さんに
感謝してる」
「っ…さやか」
「ありがとうお母さん
もう自分の事責めへんでええ
私のことは忘れて
好きな人と幸せになって
じゃあね…」
喫茶店を出たら
胸の何か重い物がなくなった気がした
(近くまで迎えにきたっ)
美優紀からのメール
嬉しくて…早く会いたくて
伝えたくて
そっから走った
「彩ちゃんっ!」
向こうの道路に
ぴょんぴょん飛び跳ねる美優紀がいた
そんな美優紀が愛しい
変わらない信号が待ち遠しい
早く変われ…
青に変わって走り出す
美優紀…
ブーーーーーーーッ!!!!
「え…?」
横を見たら
トラックがすごいスピードできた
…最悪や
ここで死ぬんや
そう思った
けど…
「彩ちゃん!!!!!」
ドンッ!!
美優紀…?
そこから何もかもが
スローモーションやった
美優紀に押されて
後ろに飛んでいく体
美優紀は笑顔で
そのまま目をつぶる
トラックのフロントが
美優紀の体に当たる
美優紀は飛んでいって
地面に頭から叩きつけられた
血が流れてる
周りの人が駆け寄る
走り回る
音が聞こえへん
ただひとつ聞こえたんは
私の手からブレスレットが落ちる音やった
「…」
「今の人はね?
結構大きな会社の社長さんやねん
お金には困らへん」
「そんなん…」
「このまま南のとこいたら
迷惑になっちゃう
彩、お母さん変わってん
昔のお母さんじゃない
何年もたったけど
やっぱり彩のこと忘れられへん
彩を愛してる
な?お母さんといよ?
一緒におれへんかったぶん
一緒におろ?」
「一緒に…」
いてくれるん?
頑張ったとき褒めてくれる?
さみしいとき抱きしめてくれる?
信じていいんかな?
「彩…大丈夫
な?血の繋がってないところにいたら
しんどいやろ?
もう我慢せぇへんくてええねん」
血の繋がってない
そうや父さんとは繋がってない
そうやんな…
迷惑やんな、私がおるから家族に…
私がおらへん方が…
シャランッ
あ…ブレスレット
(1人やと思っちゃダメ… )
美優紀…
ブレスレットもらってよかった
忘れるところやったで
ボロボロの私を救ったんも
前に進ませてくれたんも
ずっと私の居場所をくれるのも
全部アイツやん
アホでおっちょこちょいで泣き虫で
可愛くて…大好きな美優紀や
「お母さん」
「ん?」
「私はあそこにおる」
「彩…だから」
「私の居場所は
お母さんの隣じゃない
父さんがいて敦子さんがいて
美優紀がおるあの家や」
「彩…」
「私なずっと
自分がなんで生まれたんか
分からへんかった
生まれたことも生きてることも
何度も後悔した
けどな?最近わかってん
大切な人に出会うために生まれてきた
だから、生んでくれたお母さんに
感謝してる」
「っ…さやか」
「ありがとうお母さん
もう自分の事責めへんでええ
私のことは忘れて
好きな人と幸せになって
じゃあね…」
喫茶店を出たら
胸の何か重い物がなくなった気がした
(近くまで迎えにきたっ)
美優紀からのメール
嬉しくて…早く会いたくて
伝えたくて
そっから走った
「彩ちゃんっ!」
向こうの道路に
ぴょんぴょん飛び跳ねる美優紀がいた
そんな美優紀が愛しい
変わらない信号が待ち遠しい
早く変われ…
青に変わって走り出す
美優紀…
ブーーーーーーーッ!!!!
「え…?」
横を見たら
トラックがすごいスピードできた
…最悪や
ここで死ぬんや
そう思った
けど…
「彩ちゃん!!!!!」
ドンッ!!
美優紀…?
そこから何もかもが
スローモーションやった
美優紀に押されて
後ろに飛んでいく体
美優紀は笑顔で
そのまま目をつぶる
トラックのフロントが
美優紀の体に当たる
美優紀は飛んでいって
地面に頭から叩きつけられた
血が流れてる
周りの人が駆け寄る
走り回る
音が聞こえへん
ただひとつ聞こえたんは
私の手からブレスレットが落ちる音やった