「ご飯美味しかったねー」

「さすがやなぁ」

「…どうしたの?二人とも
なんか黙っちゃって」

「別に///」

「わ、私お風呂入ってくるー!」

「はーい」

「私は部屋に戻る」

バタンッ

唇を触ると
まだ残ってる
一瞬やったけど美優紀の
唇…
柔らかくて冷たくて
プルプルしてた

「…女やってんな」

ガキって言うたけど
私もガキやって思うけど
でも…確かに女やった

コンコンッ

「彩ちゃん入るでー」

「おぅ」

「…桃、ママから」

「置いてて」

「彩ちゃん…ホンマに今日は」

「…キスしたことあった? 」

「え?」

「あった?」

「…ないけど」

「そっか…ごめん」

「なんで謝るん?」

「ファーストキス…取って」

「…彩ちゃんは?
ファーストキス?」

「…ちゃうよ
私のファーストキスは
知らんおっさん
小3のとき父親に売られたから」

「…彩ちゃん」

「だから…私は
何度も知らん人と…ンッ!?」

突然美優紀が走ってきたと
思ったら
キスされた

「…彩ちゃん」

「なんやねん…」

「ありがとう」

「え?」

「彩ちゃんのこと
知れて嬉しいで
どんな話でも」

「なんで…?」

「好きやから
大好きやから」

「…」

「好きやで彩ちゃん」

わかった
わかったで?
こいつを見てドキドキする意味
私…

「好きや」

「え…?」

「…私好きなんや」

「え?え?なにが?」

「お前が好きや」

「彩ちゃん何を…」

「アホやし
ガキやし
おせっかいやし
泣き虫やし
ワケわからんけど

でも、好きや」

「彩ちゃん、やめて
勘違い…」

「キスしたい」

「へっ///」

「…そう思ってる」

顔赤いんやろうな
こんな感情だすことないのになぁ
こいつが変えてくれてんなぁ

「彩ちゃん」

「ん?」

「私のこと彼女にしてくれる?///」

「…ええよ」