「きょーは彩ちゃーんとー
放課後デートーっ」

「誤解生むこと言うな
ただ単にご飯いくだけや
父さんと敦子さんも一緒やろ?」

「でも一緒に帰れるし
予約の時間まで時間あるもん
遊ぼうやぁー」

「アホか」

今は懇談の期間で
午後の授業はカット
彩ちゃんは部活あると思ったけど
顧問の先生が体調不良で
オフになったみたい

「私は家帰って
のんびりと…」

「却下?」

「はぁ…」

「こーへんかったら
彩ちゃんの城パズル壊す」

「…このやろ」

「はいはい
笑って笑って」

「はよ行かないと遅れんで」

「あっ!ホンマや着替えへんと
彩ちゃん着替えてつだ…」

「お先に」

「あー!もうー!
授業終わったら校門の前おってよー!」

「へいへい」

朝から元気なやつや



ピィーッ!!

笛の音が鳴り響いてる
グラウンドを見ると
一年生が体育のサッカーしてた

(いけーみるきー!)
(ゴールやぁー!)

「いくでー!それっ
うわっ!!」

ズテッ

はぁ…どんくさ
何コケてんねん
ホンマにアホやな

(もぉー美優紀なにしてんねん)

「ありがとー百ちゃんっ」

(別に///)

「ヘヘヘッ百ちゃーんっ」

(やめてやみるきーっ///)



「むっ…」

やっぱりアイツ
楽しそう
私にだけ優しいわけちゃうよな
当たり前やん
また一人になった気がする
迷惑なやつや
勝手に落ち込んで

ガラガラッ
(山本どこに行くねん)

「保健室
体調悪いんで」

担任はなんも言わん
優等生やから
成績さえとっとけば
文句なんか言われへんやろ



「うぅー…はぁ
ええ天気やな」

屋上の良くわからへん
機械の部屋の屋根に寝転ぶ

「すぅ…ふぅー…」

タバコやめたつもりでおったんけどな
やっぱり無理か
少しのことで不安定に…

ピューッ

「冷たっ!!」

「はい、消火」

そこには満面の笑みで
水鉄砲をピューピューしてる

「アホ、何すんねんっ」

「タバコいやっ」

「うっせー…」

「なんで吸うんよ
寂しいん?」

「別に関係ないやろ」

「またそうやって
全くもぉ…フフフッ
それっ」

ギューッ

「はーなーれーろー」

「いやっ」

チュッ

「なっ///何してんねんっ!」

「ほっぺにちゅーやねんから
怒らんとってー!」

「だぁーっ!もぉー!」