最終日は
自由行動で約束通り
二人で回ることに
まぁまさか付き合うとは思ってなかった
けど…

「じゃあ彩くん行こっか!」

「おぉ行こな」

やっぱり手…繋がれへんよな
クラスのやつとかおるし
恥ずかしいやろうし

「お土産いっぱい買わへんとー!」

「じゃあ俺荷物持ちするわ」

「最初から決まってたでー?」

「うわぁマジかぁー!」

「フフフッ」

可愛いなぁ
どんな表情も可愛いわ
え?言い過ぎ?
そりゃそーやん
彼女を褒めて何が悪い

「彩くんあっちいきたい!」

「ちょ、危ないって」

走り出そうとする美優紀ちゃんの
手を引っ張った
…よし

「ほら、いくで///」

「うんっ」

手を繋いで歩く
周りから色々言われてるけど
気にせーへんよ?
美優紀ちゃんは俺のやもん

来たのはガラス細工屋さん
めっちゃ綺麗で
自分達でもできるからって

「げっ」

「ハハハッ彩くん下手くそー!」

「苦手やねんってー」

(カップルの方限定で
二人で見たら結ばれる
特別な部屋ありまーす)

「へぇー行ってみよっか?
…美優紀ちゃん?」

「っ///
いや、あの
何か彩くんとホンマに付き合ってるんやなぁーって…ヘヘヘッ///」

「っ///
せやでっ
と、とりあえず!行ってみよっか」

「うん」


部屋の中は
真っ暗やった
何が特別?

(それではごゆっくりー
十分後また会いましょー)

店員さんの声が聞こえて
突然あたりが少し明るくなった

「うわぁ…綺麗」

ガラスに光が通って
幻想的な世界が広がってた
でも、どのガラスよりも
横にいる美優紀ちゃんが
一番綺麗や
臭いかもしれへん
カッコつけてるかもしれへん
けど…ホンマにそう思うから

「彩くんっ…綺麗やね」

好きや…

この子が…好きや

「彩くんこれてよか…ンッ///」

顔上げた美優紀ちゃんの
唇を奪う
こういう時身長高い方で
よかったって思うわ

キスしながら美優紀ちゃんを
抱きしめる
この子を離したらアカン
傷つけたらアカン

「彩くん…///」

「いや、やった?」

顔真っ赤にして
うつむいて首を振った

「…好きやで美優紀ちゃん」

「私も好き…」