体が暑くて
呼吸が苦しい

「ん…んぅ」

「起きたか?」

「彩ちゃん…?」

「汗かいたか?」

「うん…ゴホッゴホッ」

「着替えるで
ほら、ボタン取るから」

「じ、自分でできる…///」

「あっそ」

「…あっち向いてて」

「いや」

「へ?///」

「フッ…お粥温めてくるわ」

絶対彩ちゃん私のこと
おちょくってる
おもしろがってる…
なんなんよぉ…

「ほれ、お粥」

「ありがとう」

「ふぅーふぅー…ん」

「なんで?」

「え?」

「なんでそんな優しいん…?」

「さすがに病人いじめへんわ」

「じゃあずっと病気でいる」

「アホ、私がしんどいわ」

「むぅ…」

「ほら、食べ?」

「ん…おいしい」

「私が作ってん当たり前やろ」

「ナルシスト…」

「うっせ…」

「彩ちゃんってホンマに
なんでもできるよなぁ」

「ん?」

「勉強もサッカーも料理も
私も彩ちゃんみたいに…」

「やめとき」

「え?」

「私になってもええことない
私は、アンタが羨ましい」

「私が?」

「アホで子供で
危なっかしいけど
素直で周りと仲良くなれる」

「彩ちゃん…」

「私はどう頑張っても無理やねん」

彩ちゃんの頬に触れる
いつもなら嫌そうな顔するのに
少し悲しそうに私を見た

「彩ちゃん
そんな顔しんとって…」

「…なぁ美優紀」

「ん?」

「…いや、なんにもない
これ片付けてくるわ」

「うん…」

彩ちゃん
少しずつ心開いてくれてるんかな
今やって少し自分の気持ち
話してくれたし…
もうちょっと彩ちゃんに近づきたい
もっと触れたい
何でなんやろ
そんなこと思わなかったのに…
彩ちゃんが悪いねん
少し触れてから
離れちゃうから
彩ちゃんのぬくもりが心地よすぎて
離したくなくなるねん
彩ちゃん…もしかしての話していい?
笑っちゃうかもな
彩ちゃんは義理のお姉ちゃんやし
先輩やし家族やんな?
彩ちゃんは冷たいし
意地悪いうし素直じゃない


でもな?
私、そんな彩ちゃんのこと
















好きになったみたい