「彩ぁーいくで!!」

「おぅ」

今日は1日
海で遊べる

「よっしゃ!いくで!」

「朱里も行こーぜ」

「待って日焼け止め塗ってるから!」

「えー」

「焼けたら大変やもんっ!」

「あれ?女子って水着ちゃうんや」

「中に着てるねん」

「朱里見せ…」

「嫌」

「がーん…」

「先が見えてる」

「えぇー信頼ないなぁ」

「ない前例あるもん」

「うっ…」

「なぁ彩この変態
どうにか…彩?」

「朱里無理や
この超純粋&むっつりには
衝撃が強かったみたいや」

「誰がむっつりや///
お前ら高校生やのに…」

「ふる」
「さむ」

「おいこらっ!!!」

「まぁまぁ
でも彩も考えたことないん?
美優紀ちゃんとそんなことできたらとか」

「っっ///
ないわっ!!///」

「あるなこれは」
「な」

「だぁぁー!うっせ!
もうええわっ」

「ありゃりゃ
せっかくの海やのに行っちゃった」




「ったく何やねん」

海の前の林みたいなところに来た
ここまで来たけど
何もすることないなぁ

「彩くん…?」

「美優紀ちゃん?
え?なんでおるん」

「…うん…まぁね」

「なんか…あった?」

「…」

「?」

「…水着見せてって」

「え?」

「友達とビーチボールで遊んでたら
ボール飛んじゃって
ここまで来てん
ボール探してたらクラスの…男の子が」

「山下?」

「…うん
ボール探すの手伝ってくれて
そしたら水着見せてって
普通のことなんだと思うけど
私、恥ずかしかったから
そしたら無理やり服脱がされそうに
なっちゃって…
そしたら彩くんがなんか叫びながら
走ってきたから」

「…」

「ごめんね
めんどくさいやんな…」

「こい」

「え?彩くん?」

許さへん
あいつ…
絶対に

「彩くんどこに行くんよ」

「大丈夫やからな?」

美優紀ちゃんの手を引いて
アイツを探す
周りのやつらが見るけど
関係あらへん
そしたら向こうに
このあと観光コースを選んだんか
知らんけどバスに乗り込もうとしてる
山下がおった

「彩くん…?」

「ここで待ってて?」

「うん…」

「よし…」

俺は走って
アイツめがけて
飛び蹴りした