明日…行くんや
「みるきーごめんなぁ
彩ちょっと忙しくて」
「うんええねん」
彩やって気まづいやんな
散々避けて
でもわがままやと思うけど
ちょっと会いたかったな…
「みるきー」
「ん?」
「彩のことええん?」
「うん…もう大丈夫
忘れた」
「そうには見えへんけど」
「うん…そうかも」
「みるきー」
「…東京で大丈夫?」
「大丈夫、いつか彩見返すねん
めっちゃ可愛くなって綺麗になって」
「…頑張れ」
大阪最後の夜は
穏やかに過ぎて次の朝
トラックに荷物を詰めて
ママとパパが行く
3人は乗られへんくて
私は電車で行く
駅には恵と朱里と菜々ちゃんが
来てくれた
「みるきー元気でね」
「うん、ありがと」
「頑張ってな!」
「うん」
「みるきー…」
「菜々ちゃんっ…」
「強くなったね
大きくなったね…」
「菜々ちゃん辛いとき
戻ってきてもええ?」
「ええよええに決まってるやん」
「遠くに行っても
お姉ちゃんのままでいてくれる?」
「当たり前やん」
「よかった…」
「みるきー」
「もう大丈夫ありがとう」
「みるきー!またね!」
「うん」
みんなに送られて
電車は動き出した
動く景色
懐かしい場所がいっぱい
彩と探検しに来たなぁ
遅くなって怒られて
ここは彩と遊びに来て
私がこけて泣いて
彩も泣いて
二人して泣いたっけ
「会いたかったなぁ…」
ブーンブーンッ
急にバイクの音がして
横を見たら
お兄ちゃんのバイクで
その後ろに
会いたくてしかたなかった人がいた
「美優紀ーーーーー!!」
「さやっかっ…」
「頑張れよーーー!!!!」
「…好きって言ってくれへ…」
「美優の旦那は俺やからぁぁぁぁー!!!!!!!!」
叫んだ後に
手を突き上げた彩
その左手の指には
あのときの指輪があった
「言うの遅いねんっ…」
どんどん電車の方が早くなって
彩が見えへんくなった
ブーブーブー
From彩
美優紀が好きや
「ホンマに遅いねんっ…アホ彩」
次が最終回っ
早いね
なんで早いか…
それはね…新しい長編が
思いついたからだよ(笑)
「みるきーごめんなぁ
彩ちょっと忙しくて」
「うんええねん」
彩やって気まづいやんな
散々避けて
でもわがままやと思うけど
ちょっと会いたかったな…
「みるきー」
「ん?」
「彩のことええん?」
「うん…もう大丈夫
忘れた」
「そうには見えへんけど」
「うん…そうかも」
「みるきー」
「…東京で大丈夫?」
「大丈夫、いつか彩見返すねん
めっちゃ可愛くなって綺麗になって」
「…頑張れ」
大阪最後の夜は
穏やかに過ぎて次の朝
トラックに荷物を詰めて
ママとパパが行く
3人は乗られへんくて
私は電車で行く
駅には恵と朱里と菜々ちゃんが
来てくれた
「みるきー元気でね」
「うん、ありがと」
「頑張ってな!」
「うん」
「みるきー…」
「菜々ちゃんっ…」
「強くなったね
大きくなったね…」
「菜々ちゃん辛いとき
戻ってきてもええ?」
「ええよええに決まってるやん」
「遠くに行っても
お姉ちゃんのままでいてくれる?」
「当たり前やん」
「よかった…」
「みるきー」
「もう大丈夫ありがとう」
「みるきー!またね!」
「うん」
みんなに送られて
電車は動き出した
動く景色
懐かしい場所がいっぱい
彩と探検しに来たなぁ
遅くなって怒られて
ここは彩と遊びに来て
私がこけて泣いて
彩も泣いて
二人して泣いたっけ
「会いたかったなぁ…」
ブーンブーンッ
急にバイクの音がして
横を見たら
お兄ちゃんのバイクで
その後ろに
会いたくてしかたなかった人がいた
「美優紀ーーーーー!!」
「さやっかっ…」
「頑張れよーーー!!!!」
「…好きって言ってくれへ…」
「美優の旦那は俺やからぁぁぁぁー!!!!!!!!」
叫んだ後に
手を突き上げた彩
その左手の指には
あのときの指輪があった
「言うの遅いねんっ…」
どんどん電車の方が早くなって
彩が見えへんくなった
ブーブーブー
From彩
美優紀が好きや
「ホンマに遅いねんっ…アホ彩」
次が最終回っ
早いね
なんで早いか…
それはね…新しい長編が
思いついたからだよ(笑)