ガチャンッ
「うわっみるきーどうし…」
「菜々ちゃんっ…」
「どうしたん!?
何があったん…?」
「片想い…辛い」
「みるきー…」
「いっそ嫌いって言ってくれた方が
楽や…」
「泣かんとってよ…」
「ごめんな菜々ちゃん
私東京に行く」
「なんで!?
残るって言ってたやん!」
「彩の姿見るのが辛い…
もう彩でいっぱいいっぱいに
なるの嫌やねん」
「みるきー、行かんとって」
「菜々ちゃん
今までありがとう
いっつも来ちゃってごめんね
お兄ちゃんのこと
よろしく」
「アカン、やめて
泣くから」
「もう泣いてるやん」
「だってぇ…何でや
みるきーは私の妹やもん
行かんとって…」
「菜々ちゃん…」
それから4ヶ月
また彩と話さない日々
今回は私が拒否してる
今彩と話しても
傷つけるだけ
もう彩の優しさ利用したくない
昔からそうやった
私ばっかり好きで
ずっと彩の気持ち無視して
彩はもっとおしとやかな子が好きや
昔に言ってた
おとなしい子がいいって
私違うもんな…
荷物もだいぶ減った
中学も卒業したし
向こうの高校の試験も受かった
あと一週間したら
東京に行くんや…
カランッ
荷物を整理してたら
何かが落ちた
拾ったら
駄菓子についている指輪
…これ
「ええなぁー朱里」
「いいやろーさっき
駄菓子屋で買ったら当たってんっ」
「美優もほしいー」
当時、駄菓子のおまけであった
幸せの指輪
ただのおもちゃやけど
小学生の私にとっては
ホンマに幸せになれそうで
ずっと欲しかった
「こらー!美優紀っ!」
「うわぁーんごめんなさいっ!」
ガラガラバタンッ
「どうしたん?美優」
「指輪欲しくて
ママの指輪はめたら
怒られたぁー」
「指輪?」
「幸せの指輪!
おもちゃのおまけ!
これはめたら幸せになるねん」
「ん?でも美優一個持ってるやん」
「うんもう一個いるねん!」
「ん?なんで?」
「彩の分っ
彩と一緒に幸せになるねんっ」
「僕の分?」
「うん、彩の分!」
(美優紀ちゃんご飯やでー
うちで食べていくやろ?)
「うん!ありがとー!
彩いこっ!」
「うん」
次の日
机で宿題してると
彩がやってきた
「どうしたん?」
「美優の指輪見せて」
「ええけど…」
指輪を彩に見せると
彩が指にはめた
「彩これは…」
「これ美優から僕へのプレゼントな?」
「え?」
「で、これが僕からのプレゼント」
手を掴まれて
指に指輪をはめられた
「これっ…」
「お小遣いなくなっちゃった
でも僕も美優と幸せになりたいし
幸せって一人じゃできひんねんて
2人おって幸せやって
お姉ちゃんが言ってたから
だから、2人で幸せつくろっ」
笑顔で私に言う彩
右手には指輪が輝いてた
「彩…この指がいい」
「この指?」
「うん
知ってた?この指はね
結婚する人からの指輪をはめる場所」
「…」
「だから彩やろ?」
「うんっ」
彩につけられた
指輪は
光り輝いてて
ダイヤよりずっとずっと綺麗やった
「これで僕たち結婚できるね!」
「うんっ彩は美優の旦那様」
「じゃあ美優は僕のお嫁さんね!」
「うんっ」
「「ハハッ」」
…なんてことあったな
指輪を眺めて思い出した
薬指にはめようとしたけど
第二関節に行く前に
止まってしまった
成長しちゃったな…
「これじゃ彩のお嫁さんなられへんね」
おかしくて笑ってしまう
笑ってしまうのに
何でやろ
なんでこんなに目から涙があふれるんやろうか…
「うわっみるきーどうし…」
「菜々ちゃんっ…」
「どうしたん!?
何があったん…?」
「片想い…辛い」
「みるきー…」
「いっそ嫌いって言ってくれた方が
楽や…」
「泣かんとってよ…」
「ごめんな菜々ちゃん
私東京に行く」
「なんで!?
残るって言ってたやん!」
「彩の姿見るのが辛い…
もう彩でいっぱいいっぱいに
なるの嫌やねん」
「みるきー、行かんとって」
「菜々ちゃん
今までありがとう
いっつも来ちゃってごめんね
お兄ちゃんのこと
よろしく」
「アカン、やめて
泣くから」
「もう泣いてるやん」
「だってぇ…何でや
みるきーは私の妹やもん
行かんとって…」
「菜々ちゃん…」
それから4ヶ月
また彩と話さない日々
今回は私が拒否してる
今彩と話しても
傷つけるだけ
もう彩の優しさ利用したくない
昔からそうやった
私ばっかり好きで
ずっと彩の気持ち無視して
彩はもっとおしとやかな子が好きや
昔に言ってた
おとなしい子がいいって
私違うもんな…
荷物もだいぶ減った
中学も卒業したし
向こうの高校の試験も受かった
あと一週間したら
東京に行くんや…
カランッ
荷物を整理してたら
何かが落ちた
拾ったら
駄菓子についている指輪
…これ
「ええなぁー朱里」
「いいやろーさっき
駄菓子屋で買ったら当たってんっ」
「美優もほしいー」
当時、駄菓子のおまけであった
幸せの指輪
ただのおもちゃやけど
小学生の私にとっては
ホンマに幸せになれそうで
ずっと欲しかった
「こらー!美優紀っ!」
「うわぁーんごめんなさいっ!」
ガラガラバタンッ
「どうしたん?美優」
「指輪欲しくて
ママの指輪はめたら
怒られたぁー」
「指輪?」
「幸せの指輪!
おもちゃのおまけ!
これはめたら幸せになるねん」
「ん?でも美優一個持ってるやん」
「うんもう一個いるねん!」
「ん?なんで?」
「彩の分っ
彩と一緒に幸せになるねんっ」
「僕の分?」
「うん、彩の分!」
(美優紀ちゃんご飯やでー
うちで食べていくやろ?)
「うん!ありがとー!
彩いこっ!」
「うん」
次の日
机で宿題してると
彩がやってきた
「どうしたん?」
「美優の指輪見せて」
「ええけど…」
指輪を彩に見せると
彩が指にはめた
「彩これは…」
「これ美優から僕へのプレゼントな?」
「え?」
「で、これが僕からのプレゼント」
手を掴まれて
指に指輪をはめられた
「これっ…」
「お小遣いなくなっちゃった
でも僕も美優と幸せになりたいし
幸せって一人じゃできひんねんて
2人おって幸せやって
お姉ちゃんが言ってたから
だから、2人で幸せつくろっ」
笑顔で私に言う彩
右手には指輪が輝いてた
「彩…この指がいい」
「この指?」
「うん
知ってた?この指はね
結婚する人からの指輪をはめる場所」
「…」
「だから彩やろ?」
「うんっ」
彩につけられた
指輪は
光り輝いてて
ダイヤよりずっとずっと綺麗やった
「これで僕たち結婚できるね!」
「うんっ彩は美優の旦那様」
「じゃあ美優は僕のお嫁さんね!」
「うんっ」
「「ハハッ」」
…なんてことあったな
指輪を眺めて思い出した
薬指にはめようとしたけど
第二関節に行く前に
止まってしまった
成長しちゃったな…
「これじゃ彩のお嫁さんなられへんね」
おかしくて笑ってしまう
笑ってしまうのに
何でやろ
なんでこんなに目から涙があふれるんやろうか…