おかしい…
なんか変や

そう思ったのはさっきからで
学校から帰ってきて
部屋に入ると誰もおらんかった
それは普通のことなんやろうけど
いつもは美優がおって
俺の机漁ってたり
ベットで寝てたりしてるから
おかげで
お年頃の男の子が持っているような
本やDVDは一切置けないわけで…
ま、それは置いといて
美優が来ないって
何かあったんかな?
行こっかな…
いやいや別に用があるわけちゃうし

(彩ぁ?お帰り)

「あぁただいま」

(これ美優紀ちゃんに
渡してきたって?)

「えぇ?おかゆ?」

(そう美優紀ちゃん
風邪ひいちゃってんて
お母さんとお父さん今日
愛菜くんのバスケの試合観戦
行ってるし
私も今から菜々と行くから)

「そっか
わかった」

(お願いな?
向こうのキッチン借りさしてもらって
あっためてからあげてな?
これ薬と美優紀ちゃん好きな桃)

「なんかいっつも桃買ってへん?」

(当たり前やろ?
かわいい美優紀ちゃんのため)

「はいはい
はよいきーや」

(なんなんよ
ほら、菜々ー!
いくでー!)

「はーいっ
あ、彩
ごめんなぁー?」

「ええよ
別に暇やし」

「フフッ」

「なんやねん」

「よかった
元通りになって」

「はぁ?」

「みるきーとのこと
良かったな?」

「ま、まぁ」

「じゃあ後よろしく」

「おぅ」

「あ、」

「ん?」

「二人っきやからって
調子乗ったらアカンで?
みるきー病人やねんからな?」

「は、はぁ!?///
アホか!はよいけ!」

「はいはい
じゃーね」

な、何やねんっ
何もせんわ///
とりあえず隣行かへんと

窓から行こうと思ったけど
さすがに
今俺が窓から行くのは
良くないよな…

玄関から入って
お粥置いて美優の様子見に行くことに
した

コンコンッ
「美優入るで」

「あ、彩やぁ…ゴホッゴホッ」

「うわぁガッツリ風邪やん」

「うーん」

「お粥持ってきたで桃も
食べる?」

「後でいいー」

「そうか
熱計り」

「うん…」

しんどそうに体を起こして
パジャマのボタンを
外し出した

「っ///」

アカンアカン
落ち着け…ふぅ
別に脱ぐわけないねん
せやろ?
それに美優の体なんて
昔から見飽きてるはずや
そうやろ?
ほら、小学生のときはお風呂
一緒に入ってたし
でも…中学から全然…
だぁぁー!何考えてんねんっ///

「彩?大丈夫?」

「んぁ?大丈夫や!
熱は?」

「39.2」

「うわめっちゃ高いやん!
どうしよどうしよ…」

「ハハッさっき薬のんだから大丈夫」

「おぉ…そうか」

「汗かいちゃった」

「着替えるか?」

「うん、着替えだして」

「あぁうん」

「そっちのタンス」

「こっち?…うわ///」

「あ、そっち下着やった」

「お、お前わざとやろ///」

「あ、バレちゃった」

「はぁ…そんなんできるなら
大丈夫やな」

「なぁ彩」

「ん?」

「昔もこんなことあったよな」

「あぁ…あんときな?
まぁ、あれは俺が風邪ひいてんけどな」