「よっしゃ部活…」

「彩隊員っ!」

「はい!なんでしょ!」

「君には重大な任務があるはずだ!」

「…そうであった」

「ヘタるなよ
グッドラック」

「いえっさ!隊長!」

「はぁ…アホがうつりそ」

「えー朱里~っ」

「もう!行くで
彩も頑張りや!」

「うん」

教室で待っとこ
美優紀ちゃんB組やんなぁー
終礼長かったよなぁ…



「…ん?
俺、寝てた…」

「おはよ」

「ん?…うわっ!!」

ドンッガタンッ!!

「ちょっと!大丈夫!?」

どうやら机の上に
突っ伏して寝てもうてたみたいで
目を覚まして
前を見たら
美優紀ちゃんが前の席に座って
後ろを向いて顔を
俺の机に置いて
俺を見つめてた
可愛すぎて
驚きすぎて
椅子から落ちた…

「フフフッやっぱり面白い人やね
山本くんって」

「い、いやそんなことないって///」

「教科書ありがとう」

「ええよええよ
大丈夫やった?」

「山本くんって
真面目なんやなぁーって思った」

「へ?」

「なんかいろいろ書き込んでたし
でも…この落書きはどうかな?」

「へ?…う、わっわっわっ///」

[沖田ちゃんloveっ!]

「沖田先生好きなん?」

「そ、そんなんちゃうって!
これは上西が書いてんっ!」

「分かってるよ?
フフフッやっぱり面白い」

「え?もぉ…からかわんとってや」

「ごめんね?」

「ええけど…///」

「山本くんってイメージと違う」

「イメージ?」

「廊下とかで見たときは
なんか怖い人やと思ってた」

「怖いか?」

「私な?お姉ちゃんおって
男兄弟おらへんくて
女ばっかりやから男の子のこと
よく分からへんねん
まともに話せたの
山本くんが初めてやで?」

っ…ドキドキドキ
心臓がこんな速さで
動いてええん?

「あれ?今日は部活ないん?」

「あ、このあといくで!」

「そうなんや、頑張ってな」

「ありがとう」

(みるきー!帰ろー)

「うん!じゃあね」

アカン、このままやと
隊長からの任務が
頑張れ俺…頑張れっ

「あのさ!」

「ん?」

「その、もし!もしやで!
嫌ちゃうかったら
連絡先…教えてくれへんかな///」

恥ずかしくて顔見られへんかったけど
頑張って顔あげた
美優紀ちゃんは笑顔になった

「うん!私も交換したかった」

「っ///
あ、これ!俺の気が向いたら
送って!じゃっ!」

あまりにも恥ずかしすぎて
後半めっちゃ早く話したけど
なんとか渡せた
連絡…くるとええなぁ