新しい長編どうぞ!



(好きです!付き合ってください!)

「…ごめん」



「彩ぁーまた振ったん?」

「言い方やろ
まぁな…」

「ホンマもてるよなぁ」

「俺のどこがええんやろ」

「はぁ?
成績優秀サッカー部のエース
優しいし街でスカウトされくらいの
イケメンを好きにならん女は
おらんやろ」

「そんなんちゃうよ」

ドサドサッ

「よーそんな量の
ラブレターもらって言うな」

「ハハッ…」

山本彩17歳
彼女なし歴…17年
そりゃ告白されるのは嬉しいけど
好きでもない子と付き合うのは
アカンと思うから

「彩ってほんまに女好きなん?」

「当たり前やろっ!」

「ふーん怪しい…」

「そういう上西はどうやねん」

「俺?朱里とええ感じ~」

「ッチ…」

「こらこら拗ねないのー」

「うっせほら、はよ行かへんと
遅れんで」

「そーやな
部活はよいこ!」

部活はサッカー部
とりあえず今はサッカーにしか
目がないって感じかなぁー

「しゃっ!調子ええ」

「彩…お前人間ちゃうやろ」

「アホか人間やわっ!」

「ほんまお前は…危ない!」

「へっ?うぉっ…いってぇー」

(ごめんっ!彩っ!)

「ええってええって
すりむいただけやから
水で流してくるわ」

水道まで行って
足に水に流す

「地味に痛いパターンやわ
ミスった!
タオル忘れたぁ…」

「はい…大丈夫?」

「ありがとうマネージ…っ!?!?」

マネージャーやと思って
振り返ったら
知らない女の子やった
し、しかも
なんやねん…
肩までの長さの栗色の髪
綺麗な目
ぷっくりした唇
や、やばい…

「あ、あの大丈夫?」

「で、でぇじょうぶでぃ!!!」

「え?」

「っ///」

うわぁーっ!やってしまった
なんやねん
で、でぇじょうぶでぃ!!!って
女の子めっちゃ笑ってるし

「フフフッ面白い人やね
足大丈夫?」

「う、うん…大丈夫」

「これ、使って?」

「ええってええって!」

「大丈夫…ほら、血また出てるやん
んーっとあった」

「え?あっちょっと///」

「できた
絆創膏…フフフッ
ごめんな?可愛い絆創膏しか持ってへんねん」

女の子は傷口に絆創膏貼ってくれて
上から濡らしたハンカチを
当ててくれた

「あ、私そろそろ行かへんと」

「あ、あの!ありがとう
ハンカチ新しいの
買って返すから!」

「ええよええよっ
じゃあ気をつけてな?」

「…可愛かったぁ」

「彩ー大丈夫かぁ?
ん?彩?彩ぁー?」

「…天使やった」

「彩?ん?あれみるきーやん」

「あの子のこと知ってるん!?」

「知ってるってか言うか
有名やん!
隣のクラスの渡辺美優紀
めっちゃ可愛くてモテまくってんねん」

「そっかぁ」

可愛かった…な
あの子…