二値的な考えをしない
物事を考えるときには必ず二つの方向から見ること。どんな事象も必ず良いことと悪いことがあるのだから。一方の側から見てよいことでも、もう一方の側から見ると悪いことになったりする。二つを無理にアウフヘーベンする必要もない。放っておいても自然に解決することもあるのだから。
さらに言うと、良い、悪いという2値の間に良くも悪くもないという領域も存在する。良い・悪い、好き・嫌い、という両端に決めつける必要はない。戦争であっても、どちらかが一方的に悪いということはない。どちらにもまっとうな言い分がある。だから、安直に決めつけず、詳細を知ってそれぞれ個別に対応すること。