世の中すべてが自分の家だという考え | 木下英範のブログ

世の中すべてが自分の家だという考え

世の中すべてが自分の家だ。近くのレストランはキッチンだし、ダイニングだ。コックも雇っている。カフェはリビングであり、ホテルをベッドルーム代わりに寝てもよい。コンビニは冷蔵庫。図書館は書斎だ。


だから大事に使おう。壊したり汚したりしないように。世の中すべてが自分の家だという意識を常に持って。


自分で豪華ダイニングを作ってコックを雇っているのとどこが違うだろうか。経済的に見通してしてみれば同じである。大都市にはすべてがそろっている。だから家賃が高い。都市機能が家賃に上乗せされているからだ。みんなで自分の家を造っているのと同じこと。だから自分の仕事を通して家を造ることに貢献しよう。そうすればもっときれいで素晴らしい家を手に入れることができるのだから。


共産主義はこれを中央計画によって直接的に行うことだが、資本主義であっても目的は同じ。みんなでみんなの家を造って幸福になることである。