スタバの椅子の座り心地が悪いのは
スターバックスの椅子は固い木でできていて座り心地が悪くて、長く座っているとおしりが痛くなりますね。
内装は高級感のある感じだし、椅子もいいのにすればいいのにと思っていたのですが、椅子が硬いのはお店側の理由だそうです。
ところで、最近は日本でも、ランチタイムは全席禁煙とするお店が増えてきていますね。
なぜ、飲食店が店内を禁煙にするのか・・・皆さんはご存じですか?
その理由(メリット)を、少し考えてみてください・・・。
非喫煙者に配慮するため・・・?
確かに、それもあるかもしれませんね。
火災を防ぐため・・・?
確かに火災は怖いですが、飲食店の店内には多くの人が集いますので
たとえば張り紙に火をつける人がいても、大事には至らない気がします。
・・・おそらく、多くのお店での一番の理由は「客を早く帰らせるため」。
ご存じだった方も多いことでしょう。
つまり、食事のあとに一服できなくすることで、早くテーブルを空けて、
お客さんの回転率を高めようとしているのです。
実はこの「お客さんを帰す」ための仕組み、飲食店では至るところで使われていたりします。
一番わかりやすいのが、立ち食いソバ。
座れないのだから、お客さんが早く帰るのは当たり前ですね。
次に挙げられるのが、カウンター席。
飲み屋さんは別でしょうが、回転寿司などのカウンター席はなんとなく落ち着けません。
また、ファーストフードやコーヒーチェーンなどで良く使われるのが、
「座り心地を悪くする」系の仕掛けです。
「座席間隔を詰める」「長時間座るとお尻が痛くなるイスにする」
「背もたれをつけない」「イスの座高を高くして、地面を足につけさせない」
「机をガタガタにする」などなど、
皆さん思い当たるところもあるのではないでしょうか?
什器や店舗レイアウトに関するものだけではありません。
食べ終わるとすぐに食器を下げに来るのは、
「早く帰れ」という無言のプレッシャーとも受け取れます。
(まぬけマガジン より)
そういうことだったんですね。そりゃそうだ。今頃気づいた僕。しかしスタバの社内としてはどんな説明がされているのでしょうか。
「コーヒー一杯で粘られたら回転率が悪くて儲からないから硬い椅子にしているんだよ」
これでもいいのですが、他にもこういう言い方もできます。
「スターバックスのコーヒーを一人でも多くのお客様に楽しんでほしい。だから満席で座れなかったり、お待たせしたりしないように少し硬めの椅子にしているのだ」
おそらくこういう理屈になっているのだと思います。後者のほうが従業員のモチベーションと利害関係者への配慮に富んだ表現方法ですね。同じことでも言い方一つで理念が変化する。これも経営のテクニックの一つです。
他になぜカレー屋の皿は底が浅いのか?など全文はこちら で読めます。
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