筋肉ムキムキ牛 | 木下英範のブログ

筋肉ムキムキ牛

ダブルマッスルという筋肉ムキムキの牛をナショジオで紹介していました。これは突然変異で生まれた牛を肉牛用に交配して作られたものらしいです。

マイオスタチンとう筋肉を抑制するたんぱく質があります。この牛はマイオスタチンを作る遺伝子に欠損があるため、筋肉を抑制することができずムキムキになるということです。

逆にマイオスタチンの働きが強すぎると、筋肉が過剰に抑制されてやがては呼吸や心臓を動かす筋肉も衰えてしまうという筋ジストロフィーという恐ろしい病気の原因にもなるといわれています。

力仕事をすると自然に筋肉が増える。力仕事をやめると自然と筋肉が減少する。環境に合わせて常に微調整をして、最も効率のよい状態を保っているのです。体というのは絶妙なバランスの上に成り立っているのですね。