珍しい気象現象 - スプライト | 木下英範のブログ

珍しい気象現象 - スプライト



スプライトはめったに見られない発光現象です。遥かまで見渡せる平野で、遠くに雷雲があるとき、雷と連動するように雷雲の上から宇宙に向けて光のジェットが発せられます。映像では遠くで光っているため小さな光のように見えますが、実際その高度は50~80km、水平方向の大きさは70kmにも達するといいます。とてつもなく巨大な光です。発行時間は10分の1秒ほど。雷は雲と地上の間の放電現象ですが、スプライトは雲と電離層の間で起こります。その形からスプライト(妖精)と呼ばれます。一生に一度でいいから肉眼で見てみたいものです。

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