「下手な鉄砲も数打てば当たる」の本当の意味 | 木下英範のブログ

「下手な鉄砲も数打てば当たる」の本当の意味

現在ほとんどの人が一社だけに所属しており、8割の企業では副業も禁止されています。しかし、私は一人が少なくとも8社くらいに所属し、それぞれの会社にもっとも価値を提供できる分野で働くのが理想的だと思っています。


資産運用セミナーにいけば分散投資してリスクを軽減しましょうと言われます。ではどうして一番リスクの高い本業を分散しないのでしょうか。


「下手な鉄砲も数を打てば当たる」といいますが、あれは本当です。なにも確率論の話ではありません。どんなものも数をこなしていればこつをつかんでうまくなるものです。右にずれたらちょっと左に撃って見よう、届かなかったら角度を上げて見ようとわかる。100発も撃てばもうそこそこの上級者なのです。


スタートアップコストが低くなった現代は、命をかけて一つのものをやるという時代ではありません。ビジネスでもスポーツでもなんでもいいですが、気楽にやってみて、ダメだったら修正する。そしてもう一度やる。何回でもやる。というのが案外成功への一番の近道なのかもしれません。なによりその方が楽しいではないですか。