新生銀行が不便
江島健太郎さんのブログ
http://blog.japan.cnet.com/kenn/archives/004415.html
ユーザビリティと利便性について考えさせられました。新生銀行の使いづらさは大納得です。設計者がこれを見て新生銀行のユーザビリティが向上することを願います。
私もBankOfAmerica的UIのほうに賛成なのですが、この差は日本とアメリカの文化の違いが現れたものなのかもしれません。
例えば、日本人は
①トラブルが起こった!1分以内に解決策を考えよ!
というのは苦手ですが、
②よく注意してトラブルの発生を最小限に抑えよ!
というのは比較的得意です。逆にアメリカ人は②は苦手ですが、①のほうが得意な気がします。ですから必然的に対象ユーザ(自国ユーザ)にあわせて「トラブル防止」と「トラブル対策」のトータルコストが最小限になるように進化していった結果、こういった差につながっているところもあるのではないでしょうか。もしこのシステムが日米逆になったらかなりの損害が発生するかもしれません。
もっとも、これからは日本もグローバル競争していかなあかんということになり、
銀行もグローバル対応をしなければいけないと考えると、BankOfAmericaと日本の銀行の中庸くらいのシステムが理想なのでしょうか。というつまらない結論に結局私は達してしまうわけです。まあ、新生銀行は違うレベルで不便すぎですが。
余談でちょっと考えたことですが、何がよいユーザビリティかという観点について、「シンプル」「直感でわかる操作」「適度な余裕」といったものがもちろん最重要ですが、言葉ひとつでストレス発散できちゃうこともあります。
たとえば非常にめんどくさい入力項目があったとしても、その注釈リンクに、
「入力にお手数をおかけして申し訳ございません。お客様の大切な情報を守るため現在このような対応にさせていただいております。現在、改善を目指して鋭意設計中ですのでなにとぞご了承ください。」
なんて言葉があれば許せちゃう気がするのは私が単細胞だからでしょうかw
ともあれ、こういった「適度な言葉の癒し」もユーザビリティの一部なのかな、
と思ったりもしました。
つまるところ、ユーザビリティとはおもてなしの心ですね。
このサイトは重くて使いづらくてすみません、ハイ。。
http://blog.japan.cnet.com/kenn/archives/004415.html
ユーザビリティと利便性について考えさせられました。新生銀行の使いづらさは大納得です。設計者がこれを見て新生銀行のユーザビリティが向上することを願います。
私もBankOfAmerica的UIのほうに賛成なのですが、この差は日本とアメリカの文化の違いが現れたものなのかもしれません。
例えば、日本人は
①トラブルが起こった!1分以内に解決策を考えよ!
というのは苦手ですが、
②よく注意してトラブルの発生を最小限に抑えよ!
というのは比較的得意です。逆にアメリカ人は②は苦手ですが、①のほうが得意な気がします。ですから必然的に対象ユーザ(自国ユーザ)にあわせて「トラブル防止」と「トラブル対策」のトータルコストが最小限になるように進化していった結果、こういった差につながっているところもあるのではないでしょうか。もしこのシステムが日米逆になったらかなりの損害が発生するかもしれません。
もっとも、これからは日本もグローバル競争していかなあかんということになり、
銀行もグローバル対応をしなければいけないと考えると、BankOfAmericaと日本の銀行の中庸くらいのシステムが理想なのでしょうか。というつまらない結論に結局私は達してしまうわけです。まあ、新生銀行は違うレベルで不便すぎですが。
余談でちょっと考えたことですが、何がよいユーザビリティかという観点について、「シンプル」「直感でわかる操作」「適度な余裕」といったものがもちろん最重要ですが、言葉ひとつでストレス発散できちゃうこともあります。
たとえば非常にめんどくさい入力項目があったとしても、その注釈リンクに、
「入力にお手数をおかけして申し訳ございません。お客様の大切な情報を守るため現在このような対応にさせていただいております。現在、改善を目指して鋭意設計中ですのでなにとぞご了承ください。」
なんて言葉があれば許せちゃう気がするのは私が単細胞だからでしょうかw
ともあれ、こういった「適度な言葉の癒し」もユーザビリティの一部なのかな、
と思ったりもしました。
つまるところ、ユーザビリティとはおもてなしの心ですね。
このサイトは重くて使いづらくてすみません、ハイ。。