仕事で悩んでいる人って、
多くの場合「選択肢がない」と思い込んでしまっていることが多いです。
私自身もそうでした。
ふと振り返ってみると、自分の悩みの根っこは大きく分けて三つありました。

一つ目は人間関係です。
上司や同僚とのやり取りがうまくいかず、
些細なことでもストレスを感じる毎日。
二つ目はやりがいのなさ。
自分の能力を活かせている実感がなく、
毎日同じことの繰り返しで虚しさを覚えることもありました。
そして三つ目が将来への不安です。
このまま同じ会社で働き続けて大丈夫なのか、
将来も安定して生活できるのか。
そんな不安が頭から離れませんでした。

当時はそれぞれ別々の問題だと思っていましたが、
よく考えると、どれも選択肢がないことから来ていたんです。
「他に道がないから仕方なく我慢するしかない」
そう思い込んでいたんですね。

でも、あるとき気づきました。
もし自分が「手に職がある」と胸を張って言えたら、
環境に依存する必要はなくなるのだと。
会社が変わっても、上司が変わっても、自分の価値は変わらない。
それが心の余裕にもつながることに気づきました。

私はネットワークという分野のエンジニアですが、
ここの仕事は潰しが効くという点でめちゃくちゃいいです。
ネットワークは社会インフラの基盤です。
電気や水道のように、生活やビジネスに絶対必要なものなので、常に需要があります。
しかも、最近の社会はプログラミングやAIの勉強をする人が増えていますが、
ネットワークの分野はまだまだ人手不足です。
つまり、供給が追いついていない。
スキルを持っている人は引く手あまたで、
仕事に困ることはほとんどありません。

もし今、仕事で悩んでいるのであれば、
ネットワークのスキル・資格は選択肢のひとつだと思います。