あの配球がすべてだったような・・・
あっという間の4失点。先頭・中村奨選手にストレート6球は何を意図した配球だったのだろうか。やっと、変化球を7球目に投じたが、8球目のストレートを弾き返された。結果論であるが・・・ 先頭打者への配球が、初回、打者一巡する布石であったような感じがする。
石川投手の良さは、相手打者の打ち気を外す極意にある。ストレート勝負では分がない。ストレートを見せ球に、バットの芯を
外す、シンカー、スライダー等の変化球を低めに投じ凡打にする。中村奨選手には2打席目もストレートをほぼ真ん中高めに投げている。言うまでもなく、2打席連続二塁打をあびた。
スライド登板。繊細な投手ゆえに調整に万全を期す。たかが、一日のズレではないような気がしてならない。