まるでビデオのような負けゲーム
先発陣が手薄というが… 23日・阪神戦の小澤、25日のピーターズ、昨日の石川といい、先発陣の好投が光る。下半身に違和感を訴えて降板した石川は別として、小澤も、ピーターズも…5回でお役御免。100球を目処に無理強いしない「高津イズム」と言ってしまえばそれまでだが。
ならば… 好投を見殺しにしない救援陣の万全な態勢が不可欠。1―1の同点から今回の石山登板はありえない。
その石山について、高津監督は他人事のような分析をする。「球自体というより、精神的なものがあるのかな」と。温情なのか、投げやりなのかわからない。25日の広島戦でも同じ失敗をさせている。どんな声をかけてマウンドに上げる。
なんで、ここで石山なのか? なんで、続く丸山も、四球、安打、安打なのか?
他のチームにエースがいる。ここぞのときに、勝ち切れる投手がいる。
何はさておき…
勝てるエースを待ち焦がれる。