データ分析 | S領域の話題

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長野にある株式会社システムクラフトのブログ

このような仕事をしているとちょくちょく様々なデータ取りやその集計、分析をしなければならない時があります。

結構面倒な作業ですがやっておくとこのデータは後々使えて便利です。

データって完全にデジタルな様に見えますが、そうそう割切れたデータは取れず至ってアナログなものです。

先日も客先で丸一日、条件を様々に振って抵抗値を測定してました。とても疲れたけど興味深いデータが取れました。

 

今回の出張時には客先の若い技術屋さんがデータ取りしてました。

データを読取ってはExcelにデータ入力を繰り返すのですが、横目で見ていました。

シートの最終行に『バラツキ』なる欄があり、たぶん数値計算の式が入っているんだろうと思って見てみたら…。

 

バラツキ = 最大値 - 最小値

 

の計算式が入っているではないですか。

若い理系の学士様や修士様ばかりのこの会社で、なんとバラツキを最大値-最小値として計算しているなんて…。

驚いて口がアングリでしたが、まあ言いたい事は解ります。

しかし、こんな数式を書いてしまうのも若さの特権ですね。

この先いろいろ考えてミスして成長していくのでしょう。若いってやっぱりイイです。

 

最近はこの若い連中が自分の子供の様に妙にかわいいと思える私でして、すぐさま間違いを指摘しておきました。

私も成長したモノです。と言うか歳を取ったモノです。

理系で生きて行く上で、これらデータ集計の仕方は最も大事な知識の一つだと思います。

その割には、老婆心ながら学校でキチンと教えていない気がしますけど…。