テレセントリックレンズなんて普通の人は聞いたことが無いと思います。
私も40ちょっと前に初めて聞いたカメラレンズの種類の名称です。
一般では使われないと思いますが、FAの画像処理ではたまに使われます。
と言っても高いので私は使ったことが無かったのですが、今回のお仕事で使われていてビックリ。
メーカーさんに聞いたら1本10万位だというので、結構リーズナブルでした。
このレンズですが、例えば遠くのモノは小さく見えるという一般的な遠近法が効かないレンズです。
近くても遠くても同じサイズのモノは同じサイズに見えるという、魔法の様なレンズです。
実は弊社の足裏測定機では足の寸法を測るため、本当はこのテレセントリックレンズを使用するのがベストな選択肢です。
しかしこのレンズの性質上、測定したいモノ以上のレンズ径が必要になってしまうため、足を測りたかったらレンズ径が30cm以上もあるようなテレセントリックレンズを使用しないとなりません。
そうなると多分1本100万どころか下手すると1000万以上するのでは…。
そんな訳で、出来るだけ安く作れとの客先希望もあり、普通のレンズを使いました。
いつの日かこのテレセントリックレンズを使った画像処理ソフトを作ってみたいモノです。
コストにはとてもかなわない技術屋のボヤキでした。