仕事柄、若い頃から毎日ほぼ100%ラフな格好で過ごしている私です。
上はTシャツ、ポロシャツ、トレーナー、下はジーンズとかチノパン、暑い夏の事務所では裸足に短パン。
靴は万年スニーカーで、1足を履き潰すと買い替えるパターン。
そんな中でまれ~にスーツを着なければいけない日があるのですが、都度安い吊るしを購入。
Yシャツも買って、靴も2,000円位の合皮の安いの買ってその場をしのぐのが常です。
私はパリッとしたスーツで仕事をするビジネスマンにはおよそなれない人種なのです。
ところでREGALはみなさんご存じかと思いますが、日本の最も有名で大きな靴メーカーですね。
私が知ったのは、確か中学生くらいの時に母親から聞いたのが初めてだった記憶があります。
最初のREGALは確か学生時代に買ったブラウンのローファーでした。履けば履くほど足になじんで好きでした。
とは言えおシャレ=ヤセガマンと同義語だと思ってますので、やっぱり楽なスニーカーに逃げてしまいます。
革靴って、馴染む前は硬くて痛いし、底は滑るし、そこそこピッタリじゃないと脱げちゃうから窮屈だし、雨は大敵だし、お手入れは必須だし、毎日は履けないし、…もろもろ。
そんな中でYouTube見てたらこのREGAL最高峰の『The MASTER REGAL』ってのがあるのを知ってなんか欲しくなって…買ってしまいました。
この『The MASTER REGAL』はネットでは売ってないし、特別なショップのみで、しかも職人の手作りで数も少なく買えない人の方が多かったり、10件位店を回ってようやく買えたという人もいるようです。
何年か前に一度生産ストップになっており、今は2nd Lotとして今年また売出したそうです。
そんな中で浜松から一番近い名古屋店に電話したらどうも合いそうなサイズが1足あり、行って履いてみたらピッタリ。
運良く初見で買えました。
ズブの素人の私でも見れば見るほど、まるで『工芸品』の様な出来栄えです。すごすぎる…。
靴ってこんな恐ろしいモノだとは知りませんでした。これを作る日本の職人ってやっぱりすごい。
技術屋として、こんなの作れる職人の技術にただただ感服しました。
私もまだまだ精進が足りないと改めて身が引き締まる思いです。頑張らないと、還暦超え技術屋!
しかし…この靴履いて外を歩く勇気が全然出ないのですが、いつか履いて歩くことがあるんだろうか…。
床の間でずっと眺めていたい一品で…本当に生粋の貧乏性な技術屋でした。
