11日ニューヨーク株式市場は続伸、
ダウ工業株30種平均は前営業日比192ドル98セント高
の1万5,994ドル77セント、ハイテク株中心の
ナスダック総合株価指数は同42.87ポイント高の
4,191.05ポイントとなりました。
NY金先物も続伸、
COMEXゴールド4月限は前日比
15ドル10セント高の1トロイオンス1289ドル80セントとなりました。
引き続きロンドン市場でドル売りが生じたことから
資金逃避先としての金の需要が高まったと見られています。
NY原油先物3月限終値は反落、
前日比12セント安の1バレル99ドル94セント
となりました。
米国時間11日、イエレン新FRB議長は初の議会証言において、
今後の米金融政策について「リスク回避がもっとも重要になる」「今後の金融政策会合
でさらなる縮小を行う」と発言しました。
市場ではイエレン新議長が債券購入縮小を継続していくことを発言したことで、
債券売りが若干大きくなりつつある懸念が高まりました。
米国債市場では10年祭が3営業日ぶりに下落に転じました。
12日経済指標についてお伝えします。
午前8時50分、12月第三次産業活動指数
の発表があります。
前回値は前月比0.6パーセント増、
今回市場予測は同0.3パーセント減となっています。
同時刻に1月マネーストックM2の発表があります。
前回値は前年同月比4.2パーセント増、
今回市場予測も同4.2パーセント増となっています。
同時刻に12月機械受注の発表があります。
前回値は前月比9.3パーセント増、
今回市場予測は同3.8パーセント減となっています。
午後4時45分、フランス12月経常収支の発表
があります。
前回値は19億ユーロの赤字となっていました。
午後5時15分、スイス1月消費者物価指数(CPI)の
発表があります。
前回値は前月比0.2パーセント減、
今回市場予測は同0.3パーセント減となっています。
午後7時、欧州12月鉱工業生産の発表があります。
前回値は前月比1.8パーセント増、
今回市場予測は同0.3パーセント減となっています。
午後7時30分、英中銀イングランド銀行による
四半期ごとの物価報告(インフレリポート)があります。
午後8時、南アフリカ12月小売売上高の発表があります。
前回値は4.2パーセント増、今回市場予測は同2.8パーセント増
となっています。
午後9時、前週分の米MBA住宅ローン申請指数
発表があります。
前回値は前週比0.4パーセント増となっていました。
翌日13日午前0時30分、欧州中央銀行(ECB)の
ドラギ総裁が発言を行う予定です。
12日午前6時50分現在、外国為替市場でドル円は
1ドル102円64銭前後を推移しています。