水泳と共に | 必ずまた逢える〜愛する息子へ

必ずまた逢える〜愛する息子へ

2015年1月…突然白血病の宣告。わずか4ヶ月でお空に還ってしまった20歳の息子を想い、またいつか親子の続きをしたいと願いながら生きています。

わが家のすぐ近くに、
息子が3歳からスイミングに通ったスポーツクラブがあります。

息子の水泳人生が始まった場所です。



そのスポーツクラブが
昨年8月に駅前に移転し、

建物の解体工事が始まりました。


ワンコとの散歩で毎日その前を通ります。


息子と毎日通った場所。



当時は、同じ市内だけど少し離れた場所に住んでいたので、車で送迎していました。


小学校3年生まではスイミング週1日、剣道週2日通っていましたが、
野球をやりたい!と言い出した息子。

高校まで野球をやっていた旦那は、そんな息子の言葉に嬉しそうでした。

その週末にでもリトルリーグに見学に行こうという話になっていました。

が、その週のスイミングで
コーチからお手紙を貰った!…と息子。

見ると、選手コースへのお誘いの手紙でした。


息子に「どうする?選手コースに入ったら野球はできないよ」と伝えると、迷っていました。
(当時、小学生の選手コースは土日を含め週5日の練習がありました)
とりあえず、選手コースの体験レッスンを受けてみるというので、1週間の体験へ。


初日の練習を終えた息子が即座に

「俺、、水泳やるわ!」
(野球はどこへいっちゃった?…笑)




それからは学年が上がるに連れ
練習日は増えていき、
剣道も当然辞めることになり、

夏休みも年末年始もないくらい
練習に大会に…と水泳三昧の毎日に。




息子の20年の人生を
水泳の話抜きでは語れないほど、
水泳は切っても切れないスポーツとなりました。



途中、スイミングクラブを移籍したり

高校に入ってからはスクールを続けるか
部活でやっていくか悩んだり、


その都度、自分なりに考え、選択をして、

大学では、部活ではなくサークルに入ったけど、
ほぼ部活と変わらない練習内容でした


体調が悪かった12月も
年明けにある大会に向けて、

隣りの市にある屋内プールに泳ぎに行っていました。

今思えば、あのとき

「腕が上がらないんだよな〜」
「なんか身体が重いんだよな〜」

とか、不調を訴えてはいたんですよね


こんなことになるなんて思いもしなかった


本人が一番そう思ってたんでしょうけどぐすん





そんな思い出いっぱいの

息子の成長と共にあった場所が

大きな音を立てて

いま、どんどん取り壊されています






その前を通る度、


たくさんの仲間と出会い


嬉しいことも苦しいことも乗り越えてきた
息子の笑顔を思い出します




息子の20年の人生のほとんどを費やしてきた水泳を始めるキッカケとなった場所が、

こうして無くなってしまうことに
何とも言えない寂しさが…






息子との思い出の場所がまたひとつなくなるんだなぁ


この先、増えていかない息子との思い出を

これ以上なくしたくないんだけどな