買わなければいけないものがあり
娘と出かけたお店の隣りが
息子が最初に救急車で運ばれた病院。
そこに約2カ月息子は入院していた。
娘が運転し
私は助手席に乗っていて、
病院の建物が見えてきた途端、
心臓がドキドキし
呼吸が浅くなり、
手が震えそうになった。
娘に気づかれないように、
気づかれないように、
膝に乗せた鞄をぎゅっと握りしめた。
病院の前を通り過ぎるとき、
2カ月間の闘病生活が一気に脳裏に蘇った。
毎日毎日、仕事が終わってから
息子の待つ病室に向かった。
あのとき
どうして自分が毎日病院に通っているのか、
あんなに元気だった息子が
どうして入院なんてしているのか、
全く理解できなかった。
…というより、
そんなことが起こっている現実が
信じられなかった。
どうして病気になっちゃったんだろう…
どうしてあの子だったんだろう
どうして助けてあげられなかったんだろう
どうして…
どうして…
どうして?
いつもあの道を通ると苦しくなる。
あのときの医師からの絶望的な言葉や、
息子の心配かけまいと必死に頑張る姿、
堪えきれず、
ひとりで何度も泣いた駐車場。
3年前の夏に戻りたい…
Sが元気だった、病気になんてなってなかったあの夏に戻りたいよ…
会いたいよ
会いたいよ
なんか…久々に
全てを投げ出したくなっちゃった