こんばんは。

先日、お教室のご案内にも書かせていただきましたが、お教室には猫がいます。

正確にはまだ入院中なのですが、近々退院も決まりましたので、今日は生徒さんへのお願いも兼ねてこの子の話をさせてください。

この子と出会ったのは、ちょうど引っ越しに向けてレッスンをお休みさせていただきはじめた頃で、もう1ヶ月半ほど前になります。

その日は色々な偶然が重なって、普段なら通らない道を通り、途中のとあるトンネルで動けなくなっている子猫を発見しました。

実家の愛猫は2年半前に亡くなってしまいましたが、小さい頃から猫と共に育ってきた私にとってとても見逃せることではなく、警察にお願いして保護してきてもらいました。

素人目にも危険な状態だと感じましたし、すぐに入院しましたが、毎日毎日何かが起きて、しばらく安眠できた日はなかったです。

たくさん検査もしたし、輸血もしたし、先日は命の危険が伴う手術もしました。

先生やスタッフの皆さんのお陰で手術は成功しました。

初めの頃は、処置後の痛々しい姿を見て「私がこの子の寿命を無理に延ばしているのかな…」とすごく悩みましたが、私たちの心配をよそに、本人は驚くほどの回復を見せてくれました。

と言っても100%元気になった訳ではなく、下半身の一部に麻痺と、排泄障害が残りました。

でも、「ハンデ」というのは人間が決めた感覚であって、本人はそんなもんだと思っているようです。

これから家で一緒に生活していく中で、大変なこともたくさんあると思います。

有り難いことに私の家族もとても協力してくれるので、周りにも助けてもらいながら、この子を大切に育てていきたいと思います。

長い入院でしたが、ようやく一緒に暮らすことができます。

「生きよう」と頑張ってくれたこの子に感謝して、今後の人生(猫生?)を幸せでいっぱいにしてあげたいです。





甘えて寝ている時はとても可愛いですが、暴れている時は怪獣のようです。





この事でレッスン再開を遅らせていただいたり、日にちを変更していただいたり、生徒さんにはご迷惑をおかけしました。

皆さん快く受け入れてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。

もうしばらくレッスン日が少ない状況が続きますが、今後は看板息子と共に頑張りますのでよろしくお願いいたします。





石川県 ポーセラーツ教室 amulet
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