ウィルスの日4 | 和歌山のシステム開発のことなら株式会社システムキューブ

ウィルスの日4

こんにちは、マーシィです。
前回の続きです。

ウィルスはその日も被害を拡大し続け、さらに多くのユーザーの方が
ウィルスに感染する事態となり、大騒ぎとなりました。
当時はスマートフォンなどのようなものもなく、
パソコンでしか情報収集方法がありません。
たとえOutlookExpressを使用していないとしても、
完全に安心する材料もなかったのです。
あまりに急な事態で、あらゆる情報が不足していました。

その日は、メールPCを移動させて、開いたネットワーク回線に
ちょうど使っていなかったパソコンを接続し、
情報を収集することになりました。

徐々に情報が明らかになり、Windowsのアップデートや、
ウィルスが書き換えるファイルの情報、
ウィルスのパターンファイルの配信を経て、
ウィルス騒ぎは収束しました。
結局メールPCはウィルスに感染していませんでした。

ほとんどその週は仕事にならなかったような印象が残っています。
日次、週次の業務は、このような事態とはほとんど関係なく、
滞りなく運用できたのが幸いでした。
当時でさえ磁気テープは時代遅れなイメージはありましたが、
こういった事態になった際は、昔ながらの頑丈さが役に立ちます。

しかし一週間をウィルス対策などで使ってしまうと、
全体的な売り上げにはどうしても影響が出てきてしまいます。
だれかわからないウィルス作者のために、
どれだけ経済的な被害が出たのかはわかりません。
つづきます。