ウィルスの日3 | 和歌山のシステム開発のことなら株式会社システムキューブ

ウィルスの日3

こんにちは、マーシィです。
前回の続きです。

コンピュータ室では個別のパソコンで、
ウィルスのフルスキャンが行われました。
既知のウィルスには感染している様子はありません。
とはいえ、完全に安心できる材料もありません。

そんな中でも、日次業務が進行していきます。幸いにして、
個人情報データの受け渡しはメールでは行われていません。
ほとんどがジュラルミンケースなどで受け渡される磁気テープ
でしたので、主な業務は滞りなく進行しました。

それでも日次処理の終わりに、メールを利用して、処理データの
件数まとめなどを送るという流れはありました。
しかし、メールが使える状況ではありません。
かといって、この状況をお客様に伝えるとなると、
無用な不安を招いてしまうかもしれません。

しかしながら、お客様のほうでも同様の事態はほぼ同時に発生していて、
お客様のほうからこちらの状況を問い合わせる電話がいくつもありました。
このとき、WindowsでブラウザにInternetExplorer、
メールにOutlookExpressを使用しているユーザーは、
かなりの確立でこの事態に見舞われていたのです。

処理件数まとめなどをどうしても送る必要があるというお客様には、
状況を説明し、フロッピーディスクにファイルをコピーした上で、
事務所のパソコンから送信しました。

それ以外の用件については、すべて電話です。
結局その日一日は、電話対応と情報収集で終わってしまいました。
つづきます。