TabletPCが普及しなかったわけ1 | 和歌山のシステム開発のことなら株式会社システムキューブ

TabletPCが普及しなかったわけ1

TabletPCが普及しなかったわけ

こんにちは、マーシィです。

iPadがあの形のコンピュータの元祖ではありません。
前面タッチパネルのみのコンピュータの歴史は長いです。
たとえば、カラオケ店のデンモクなどもこの種類のコンピュータの一つですね。
これらはTabletPCなどと呼ばれてきました。

しかしながら、家庭に普及した機種というと、ないのが現実です。
ほとんどの場合、事業所などに一部導入実績があるぐらいです。
このような形のコンピュータが家庭に導入され始めたのは、iPadが初めてといえます。

iPadとTabletPC何が違うのでしょうか。

TabletPCは、その名前からもわかるように、PCとしての機能を
重要視されてきました。
基本ソフトウェアにはWindowsを利用し、その上にそれぞれの業務に
適応したアプリケーションを動作させていました。

Windowsが動作する、ということは、ある程度以上のスペックが必要となります。
その当時のPCの必要動作条件は、最低満たしていることは条件となります。
それだけのスペックのものをディスプレイと一体化させて作るうえで、
どうしても内部の熱を逃がすために厚く作る必要があります。

またPCとしての要件を満たすためにUSBなど各種端子を内蔵する必要もあります。
これもまたTabletPCを作るうえで、大型化の原因となります。

いってみれば、ノートパソコンを分解し、キーボードを取り払って、液晶ディスプレイを表向きに固定したものがTabletPCと呼べるものでしょう。

つづきます