わかりやすいデジタル音楽の歴史1
こんにちは、マーシィです。
今日は、僕が理解している範囲で、
音楽がデジタル化していった様子を
書いてみたいと思います。
まずMP3という形式が普及しました。
CDからほとんど劣化せずに、容量は
五分の一程度に小さくすることができたのです。
なぜこれが普及したかというと、
当時電話回線を利用したモデムで、友人どうしで
音楽ファイルの送信などが容易にできたからです。
「ちょっとこの曲いいから聞いてみてよ」
という軽い気持ちでメールなどに添付して送る、
そういうことが可能な大きさだったからです。
そういった音楽ファイルの交換をシステム化して、
アメリカの大学生の間で流行したシステムがありました。
Napster(ナップスター)といいます。
これは自分の音楽ライブラリを広く公開し、
ダウンロード可能としながら、他の人のライブラリから
音楽を取得でき、メッセージも交換できる、
一種のソーシャルネットワークとして利用されました。
いまでいうWinnyとかShare的なものの先駆けです。
当然著作権法の観点から言うと、違法なものです。
これが始まってから、みんな手持ちのCDをMP3に
デジタル化し始めました。手持ちの曲が豊富なほど、
いろんな人から声をかけられ、コミュニケーションが
とれたからです。
つづきます。