日立がハードディスク部門を米社に売却 | 和歌山のシステム開発のことなら株式会社システムキューブ

日立がハードディスク部門を米社に売却

こんにちは、マーシィです。


日立がハードディスク製造部門(HGST)をアメリカWesternDigital社に

売却することになりました。


日立のハードディスク製造部門はもともとIBM社から購入した

もので、ハードディスクのラインナップなどもIBM社から

受け継ぐ形で製造していました。


時代の流れというのもあるかもしれません。

こういったPCのパーツというものは、汎用部品過ぎて、

あまり収益があげられません。


からといって、設備投資を怠れば、買ってくれる人が

いなくなってしまうので、工場設備を常に増設して

行かざるをえません。


先日紹介したSSD(ソリッドステートディスク)が記憶装置

として、主流を握ることは当分ないでしょう。

まだまだ上限の容量が少なく、動画などのテラバイト以上の

容量を必要とする人にはむいていません。


しかし、SSDがある日を境に容量単価が急激に下がり、

需要が増えることで、汎用部品となるでしょう。

SSDはフラッシュメモリの半導体製造技術が必要なので、

ハードディスクと同じ設備で製造することはできません。


そうなる未来に向けての再編となったのではないかと思われます。