AppleとGoogleの目的とは | 和歌山のシステム開発のことなら株式会社システムキューブ

AppleとGoogleの目的とは

こんにちは、マーシィです。


Apple、いまiPhoneやiPadがおお売れして、儲かってます。

Microsoftは割を食った形になりますが、それでもWindows7が売れて儲かってます。


この2社は、わかりやすいですね。

自分が作ったOSのシェアを拡大していって、

囲い込めた人の数だけ儲かるのです。


Appleは自分のOSが載った機械は全部自社製の林檎マーク入りなので

調子に乗ってくれば、Microsoftよりも儲かります。


ではGoogleは、何を売って儲かってるんでしょうか。

Facebookも何を売ってそんなに儲かってるんでしょうか。


それは広告です。GoogleもFacebookも広告を売ってもうけています。

よく見るGoogleAdwordsなんかもその例の一つですね。

では広告媒体として、ネットはそんなに優れているんでしょうか。


よく聞く話としては、

「○○テレビのXXXXという番組で紹介されました」

「△△という雑誌のnn月号に紹介されました」

ということがあると、WEBサイトにしてもアクセスは伸びます。

まだまだ既存のメディアのほうを消費者は好んでいます。

WEB広告は後発の1メディアにすぎないのではないでしょうか。


Androidというものが、最近話題になります。

これはGoogleが開発しているもので、携帯会社はこれを使用して

スマートフォンを作っています。それがAndroid携帯です。


これについてGoogleは基本的にライセンス料をとらないというスタンスです。

AndroidのOSが売れてもGoogleにはお金が入ってこないのです。


このAndroid携帯はgoogleのサービスを利用するように誘導されています。

Googleにとってはそれだけで十分なのです。


Googleはユーザーの利用動向のデータがほしいのです。

GoogleはAさんがBさんにメールを送った後、イタリア料理キューブというお店をGoogleで検索し、

マップで現在地からの行き方を調べた。というようなデータがほしいのです。


こういったデータをずっと蓄積して、利用者に最適な広告を常に表示する

世界で最高の企業になることがGoogleの目的です。

Googleサービスの利用率が高まれば高まるほど、このデータは多く収集できるようになります。


たとえば、前回イタリア料理キューブというお店を検索したのであるなら、

同じ客層の利用者がよく検索している、フレンチシスキューの広告をだしてみよう、

そういうことが、データの蓄積によってできるようになります。

お客さんにマッチした広告を出せるメディアがあるなら、広告を出したくなりますよね。


つまり利用者がサービスを利用して、データが蓄積されればされるほど、

Googleの市場価値は高まっていくのです。


FacebookもGoogleにとっては同業者です。

Facebookは実名のユーザーから集めたデータで、よりニーズにマッチする。

そういう売り出しをFacebookはどんどん行っていくことでしょう。