昔から意見の違いはあった。
政治。
宗教。
価値観。
生き方。
人間が集まれば、
意見は分かれる。
それは自然なことだと思う。
しかし最近、
少し違う現象が起きている。
意見が違うだけではない。
敵になる。
攻撃する。
排除する。
そんな場面が増えている。
なぜなのだろう。
私はその理由の一つに、
SNSの構造があると思っている。
ここが重要だ。
SNSは、
人を繋げるための道具として始まった。
しかし今は違う。
反応を集める仕組みになっている。
そして反応が集まりやすいのは、
対立だ。
例えば、
穏やかな意見。
なるほどで終わる。
しかし対立する意見。
反論したくなる。
共有したくなる。
議論したくなる。
すると数字が伸びる。
市場から見ると理想的だ。
滞在時間が増える。
コメントが増える。
広告が表示される。
利益が増える。
だからアルゴリズムは、
対立を自然に拡大していく。
私は団地を歩きながら思う。
現実では、
そこまで極端な人は少ない。
右か左か。
白か黒か。
善か悪か。
そんな単純な人は少ない。
多くの人は曖昧だ。
迷っている。
考えている。
状況によって変わる。
しかしSNSでは、
極端な意見の方が目立つ。
だから世界が分断されているように見える。
面白いことに、
アルゴリズムは真実を広げているわけではない。
反応を広げている。
ここを間違えると、
世界の見え方が変わる。
SNSを見ていると、
世の中が怒りで満ちているように感じる。
しかし実際には、
静かに暮らしている人の方が圧倒的に多い。
ただ、
静かな人は拡散されない。
数字にならない。
だから見えなくなる。
私は最近、
SNSを見る時に考える。
これは現実なのだろうか。
それとも、
アルゴリズムが選んだ現実なのだろうか。
その視点を持つ。
すると少し冷静になれる。
SNSは便利だ。
情報も集まる。
人とも繋がれる。
しかし同時に、
分断を増幅する仕組みでもある。
だから私は、
対立を見るたびに思う。
人間同士が争っているのか。
それとも、
アルゴリズムが反応を集めているだけなのか。
その問いは、
これからますます重要になる気がしている。
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▼ システム観測通信
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AI。
SNS。
アルゴリズム。
市場。
情報戦。
この社会は、
思っている以上に
システムで動いている。
なぜSNSは分断を生むのか。
なぜ市場は感情を利用するのか。
なぜ情報が増えるほど対立が増えるのか。
ブログでは書けない観測記録を、
地下通信として配信しています。
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観測者K
社会を感情ではなく、
構造として観測中。